2005年04月26日

ドラッグのすすめ

折角のアメ車ですからドラッグを体験して、暴力的なトルクを体感してみるのもいいんじゃないかなと思います。
ドラッグレースをはじめてから、なにも、物凄い改造をするだけがドラッグではない事を知りました。
タイムによってクラスがきちんと分かれていますので、ノーマルでもチューンドカーでも楽しめます。
アメリカらしく参加している皆が満遍なく楽しめるようになっていますので、実はだれでも参加できる楽しいものなのです。
10秒台、11秒台出てるすごい車じゃないと出れないと言う事はありません。

そしてそんなに速い車を良く見てくださるとわかるのですが、とてもストリートで走れないような車も多いです。
アメ車に乗る方に、もっと気軽にドラッグレースを知って欲しいと思ってます。

クラス分けされている。(タイムの似通った車が走る)ライセンスがいらない。(誰でも参加できる)これがポイントで、遅いと格好悪いのでは?なんて心配はないです。
ぶっちゃけた話、人のタイムなんて誰もみてませんし(笑)

僕は時々セントラルサーキットに計測に行ってるので、行く時は出来るだけ予告しますので、興味のある方は一緒に行きませんか?

ヘルメット、グローブが必要です。
2輪用でもオッケーなようです(ホントはどうか知りませんが)
僕はBoowaさんから頂いた2輪用のヘルメットを使っています。
グローブもありあわせのバイク用、そんなのでいいんですよ(笑)
あとは4点式以上のシートベルトですが、どれも安いものでいいので気軽です。
あまり格好良いものに拘るとそれだけで物凄い金額になります。

シートベルトの締め方とヘルメットグローブをつけて乗車・・は練習しておくのが良いです。
トッサには出来ないものです。

コースに入るには、側道からコース上にハンドルを切って入って一旦停止。
バーンナウトエリアまでバックし、誘導員の指示でバーンナウトを行う。
(普通のラジアルタイヤはバーンアウトしなくていいですが)

そのままプレステージランプを点灯させる所まで進んで停止。
少しだけ前にでてステージングランプを点灯させ、この時点でクリスマスツリーを凝視(笑)
相手がステージングすればクリスマスツリーがクリスマスツリーが動き始めるので目を離してはいけません。

シグナルがブルーになるとスタートなのですが、ブルーになってから車輌が動き出すまでのタイムをリアクションタイム(RT)といいます。
動き出してからゴール(BIG END)を通過するまでのタイムがエミリネーションタイム(ET)といいます。
ただ速ければいいだけではなくてRTも重要です。
RT+ETで勝敗が決まるレースもあれば、ETのみで勝敗が決まるレースもあります。

スタートが難しくてホイールスピンをすればタイムは極端に落ちます。
かといってそーっと踏めば遅いのでうまくコントロールしてスタートするのですが、
なにしろコース上に出たら気合が入りすぎてドンと踏んでしまいます(笑)

イリーガルドラッグと大きく違う所は、タイムが正確に出る所です。

18.28M
100.55M
201.16M
304.79M
402.33M

100-200
200-400

average speed

それぞれ、正確にタイムが出ます。
これをみて車を改善していくのです。

ただ単にPowerのあるエンジンを積んだからと言って速くなると言う事ではないのです。
ただホイールスピンしただけで0.5秒から1秒ぐらい遅くなりますし、15秒8のタイムの車が上手に走ると14秒台という事もあるので、奥が深いのです。

最後に・・・400Mも全開で走るとトラブルを抱えている車は壊れます・・・なんかおかしいなと感じる時はやめておく勇気も必要です。
せっかくの楽しい休日も、エンジンを壊してしまっては台無しですから。