Boowa御用達の鋼材屋(ここはハンパものの鋼材などを、そのときの相場で1Kgあたりいくらという量り売りしてくれる、少量購入時にはとても便利なところです)でt9鋼板を必要量だけ買ってきて、アセチレンでまん丸の円盤状に切断しフランジを製作。
シャフトが通る穴とリフトへの取り付け穴に合ったPCDで穴を開け、あとM6のタップを4箇所にたてて雌ネジをきっておきます。
そのフランジと購入したモーターとの接合は、モーターのボディと前後ハウジングを止めている長~いM6ボルトを抜いて、適当な長さに切ったズンギリをフランジのM6雌ネジに締め込み、その後ハウジング前後をナットで締め付け。
なんだか文章で書くとさっぱりわかりませんね(笑)
しかしフランジとモーターとの接合がM6で4本だけでは負荷がかかったときのネジレが心配なので、モーター既存の据え置き用のブラケットにも鋼板を止めて、その鋼板をフランジに溶接。
これでかなりガッシリしたものになりました(^O^)
さあ完成!と思いきや実はもうひとつ改造しなくてはいけないものがあります。
モーターと油圧ポンプとはカップリングで接続されているのですが、モーターAよりモーターBのシャフト径のほうが一回り太いためにカップリングの穴を大きくする必要があるのです。
穴だけならどこかで旋盤借りて削ればいいやと思っていたのですが、穴を大きくすれば当然キー溝が浅くなってしまいますよね、つまりキー溝も掘り直さないといけない訳です。
知り合いのおっさん(後日BFNでも紹介する予定の旧車レストアマニアです)に相談したところ、「なんとかしておいてやる、来週取りに来い」とのことで置いて帰って翌週取りに行ったら見事キレイに仕上がってました(^-^)
おっさんが何処で加工したのかワカラナイのですが、「加工賃はいくら?」と聞いたところ「ん~、じゃ700円くれ」と、なんとも中途半端な金額なのでもう少し色をつけて支払っときました。
あとで聞いたら、「そのとき欲しかった雑誌が700円だったから」だって(笑)
こうして単相200Vのモーターが無事リフトに装着されたのです。
それにしても、三相と単相では同じ出力のモーターでもずいぶん大きさが違うものなんですね、単相のほうが寸法も重さも1.5倍くらいデカイです(@_@)
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