2004年12月27日

リフト設置

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モーターの取り付けも終わり無事作動するようになったリフトです。
俗に「4柱リフト」と呼ばれるやつで、足を浮かせる必要の無い作業時はそのまま乗り入れてリフトアップ出来るのでラクチン(^O^)
足を浮かせるときにはビーム(画像赤矢印)をかませてロックしてからドライブオン(画像青矢印)を下げてやれば足が浮くという仕組みです。
ただしこのビームの高さが約100mm程度あるので、あまり地上高の無い車の場合にはドライブオンに厚みのある板等を敷いてから乗り入れないとビームにつかえてしまうという難点もありますが・・・
自分のカマロの場合は触媒部分がギリギリですが、つかえてしまうことはありません。
実はガレージを建てようと計画し始めた頃には修理工場で使っていた2柱リフトを譲ってもらう予定になっていたのですが、その2柱リフトはかなり年季がはいったもので、作動油の漏れ、ワイヤーの伸び、パットの劣化(ゴムがほとんど無くなってました)等々、整備に多少手間と費用がかかりそうなものでした。
あと、このリフトが工場で現役だった頃に何度かカマロを持ち上げたことがあったのですが、柱間が狭い為、リフトアップするのにバランスのいい位置に停めると、ほんのわずかしかドアの開閉が出来ず窓から乗り降りしなくてはいけないか、もしくは手前で降りていい位置まで押して入れるか、いずれにしても不便なことには変りありません(*_*)
どうするかなぁ・・・ 
と考えていた矢先に「4柱が1基不要になるけど要る?」という連絡をもらい早速見に行ってみると、2柱よりは年式も新しい(それなりには経っていますが)し、ガソリンスタンドに据えてあったものなので、オイル交換、タイヤ交換くらいしか使用してないので状態も良さそう。
こりゃあの2柱を修理するよりいいかもしれんな、と、その4柱を譲ってもらうことにしたのです。
このリフト、床にそのまま設置すると床より一段高くなるため付属のスロープを使い乗り込むようになるのですが、どうせならと、このリフトに合わせて基礎を一段掘り込んで床とツライチになるようにしました(^-^)
設置ですが、この時もまた友達に助けてもらうことに・・・
4本ある柱のうち3本は軽いのですが、油圧ポンプがついている1本が結構重い!
しかも上部のほうが重くてバランスが悪いのです。
ガソリンスタンドでの撤去時にはフォークリフトを借りていたのですが、据付時にはありません。
またどこかで借りてこないといけないなと思ってた頃、たまたま友達が遊びに来て、「どうしてまだリフト据えてないの?」と聞かれ、かくかくしかじかでと説明していると、その友達がおもむろに一番重い柱を少し持ち上げてみて「うん、いける!」と
その友達は元自○隊員で、あれよあれよという間に怪力でその柱を立ててしまったのでした(笑)

今後はこのリフトの錆(しばらく屋外でブルーシートをかけて保管してたので錆が浮いてます)
を落としてペンキを塗ろうと思ってます、何色にしようかな?

2004年12月19日

電気工事その3

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Boowa御用達の鋼材屋(ここはハンパものの鋼材などを、そのときの相場で1Kgあたりいくらという量り売りしてくれる、少量購入時にはとても便利なところです)でt9鋼板を必要量だけ買ってきて、アセチレンでまん丸の円盤状に切断しフランジを製作。
シャフトが通る穴とリフトへの取り付け穴に合ったPCDで穴を開け、あとM6のタップを4箇所にたてて雌ネジをきっておきます。
そのフランジと購入したモーターとの接合は、モーターのボディと前後ハウジングを止めている長~いM6ボルトを抜いて、適当な長さに切ったズンギリをフランジのM6雌ネジに締め込み、その後ハウジング前後をナットで締め付け。
なんだか文章で書くとさっぱりわかりませんね(笑)
しかしフランジとモーターとの接合がM6で4本だけでは負荷がかかったときのネジレが心配なので、モーター既存の据え置き用のブラケットにも鋼板を止めて、その鋼板をフランジに溶接。
これでかなりガッシリしたものになりました(^O^)
さあ完成!と思いきや実はもうひとつ改造しなくてはいけないものがあります。
モーターと油圧ポンプとはカップリングで接続されているのですが、モーターAよりモーターBのシャフト径のほうが一回り太いためにカップリングの穴を大きくする必要があるのです。
穴だけならどこかで旋盤借りて削ればいいやと思っていたのですが、穴を大きくすれば当然キー溝が浅くなってしまいますよね、つまりキー溝も掘り直さないといけない訳です。
知り合いのおっさん(後日BFNでも紹介する予定の旧車レストアマニアです)に相談したところ、「なんとかしておいてやる、来週取りに来い」とのことで置いて帰って翌週取りに行ったら見事キレイに仕上がってました(^-^)
おっさんが何処で加工したのかワカラナイのですが、「加工賃はいくら?」と聞いたところ「ん~、じゃ700円くれ」と、なんとも中途半端な金額なのでもう少し色をつけて支払っときました。
あとで聞いたら、「そのとき欲しかった雑誌が700円だったから」だって(笑)
こうして単相200Vのモーターが無事リフトに装着されたのです。
それにしても、三相と単相では同じ出力のモーターでもずいぶん大きさが違うものなんですね、単相のほうが寸法も重さも1.5倍くらいデカイです(@_@)

2004年12月05日

電気工事その2

motor.jpg
ひとくちに200Vと言っても、一般家庭にエアコン用などで使っているのは単相200Vで、俗いう「動力」三相200Vではありません。
本当なら動力が引きたいところなのですが、あくまで趣味のガレージですから
200Vを使う頻度はさほど多くはないし。
動力の契約は使用する器具ごとの契約というカタチですし、申請と引き込みで結構な費用が必要になってしまうので断念せざるを得ませんでした。
しかし、リフト等は元々業務用として作られたものですから、モーターは三相200Vのモーターが採用されています。
(輸入品や特注で単相200V仕様や100V仕様もあるみたいですが)
僕が手に入れたリフトも当然三相200V仕様となっていました。
まぁいいや、モーターを単相のモノに変えれば使えるだろうとノンキに考えていたのですが・・・
友達の奥さんが電材卸屋に勤めているので、元々リフトに付いてたフランジ型のモーター(画像のモーターA)を渡して、「単相200Vのこんなモーターを探してみて」と頼みました、数日経って連絡があり、「単相でこんなモーターは無いのでロット単位での特注になってしまう」と・・・
ロット単位だって?!僕が欲しいのは1つだけですからそんな大量のモーターは必要ありません(>_<)
そもそも単相200Vのモーター自体需要が少ないので種類もわずかしかないそうです。
悩んだあげく購入したのが、本来は農業向け(ポンプや乾燥機に使うらしい)1、5KW据え置き型のもの(画像モーターB)これをリフト用に改造しようという企みです。
電材屋曰く「本来、横向き据え置きで設計されているモーターなので、縦にすると軸受けに支障が出る可能性が無いともいえない・・・」とのことですが
まぁ万一支障が出た場合は次の方法を考えるとして、とりあえずはこのモーターを改造することにしました(幸い今のところ何も支障はでておりません)

電気工事その3へ続く・・・