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▼pinetreeさん:
>日本と米国、近いようでも細かい話になるとなかなか情報が入らないものですね。
>FisherとGM, KarmanとVWみたいな関係でしょうか?
>2nd FirebirdにもT-Topは有ったので、T-TopもConvertibleもGM純正と思っていたのですがやはりボディを切ったり貼ったりは別会社に依頼してるんですね。 自分でやってみて思ったのですがKarmanは職人芸、アメ車はかなり鷹揚なつくりです。もっともどちらが優れているかという話ではなく、誰にでも簡単に整備できるもの造りにアメリカ風を感じてしまいます それが魅力でもあります。
人口密度が低いこと、基本的教育レベルが低いこと、を考えると、誰でも治せるように多少雑でも簡単に作るのはアメリカ流ものづくりの良心とも言えます。今でも車は事故るのが当たり前のアメリカ車は修理代金が日本車よりだいぶ安いようです。誰にも評価されなくてもそういうことをきちんとするBIG3、アドバルーンになることだけは頑張る日本車、一口でどちらが良いとはいえないものがあります。
>関係ない話ですけど、昔M4戦車のエンジンを見せてもらったことがあります。 自動車用V8エンジン5基を星型に配列して駆動しているのを見てあまりに単純なその発想に感嘆したことがあります。 重戦車用に新たに開発した複雑なマイバッハを搭載しているタイガー戦車とはえらい違いです。
FORDの工場を利用して大量生産できるように作ったシャーマン戦車、無敵の戦車を作るためにあらゆる工夫をこらしたティーゲル戦車、ティーゲル1両に対しシャーマン5両でかかると4両がやられている間に最後の1両が接近できて撃破できるのだそうです。じゃあ、どれくらいの車両が戦争に参加したのか?というと、M4は何万台と生産されたのに対し、ティーゲルは何百という台数。5対1のゲームならアメリカが最終的に勝利にたどりついたのは当然でした。結局、大量生産の有無が戦争の勝敗を分けたと言えます。
WW2の米独ベテランに、戦争にもう一度行くならどっちに乗りたいと聞くと、両国の兵士共ティーゲルが良いと答えるそうですが。。。。
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>また2000馬力の巨大なRRグリフォンやブリストル空冷エンジンに比べて雷電に搭載されてた2000馬力の三菱火星エンジンがあまりにコンパクトで小型だったのを見てびっくりしたこともあります 期待される性能をとにかく発揮するRRやブリストルに比べて火星エンジンはトラブル続きだったそうですが・・
そういうところは今の自衛隊も同じらしいですよ。燃費が良くて装甲が薄い軍用車とか。。。戦時に求められるものをまったく考えていない。。。。
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