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▼いちろーさん:
>コルベットは1トン近く重量が軽いからでしょう。コルベットは6リッターなのに、燃費課税がつきませんもんね、ポンテのGTOと違って。。。
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>私のGrandPrixはインパラSSと同じエンジンですが、高速では30mpgいけますね。パンフには28mpgと書いてありますが。。。
市街地燃費と違って、高速燃費なら重量はそんなには影響しないはずです。むしろ空気抵抗の方が効くでしょう。しかし、かたや6Lで常に8気筒、かたや5Lちょっとで巡航時4気筒ということを考えると、その程度しか期待できないのね?と少しがっかりなのです。
特に実際の高速走行では測定値より高い速度で走ることが多いですから、実際の燃費ではおそらくコルベットの方が良くなると思います。それであれば、気筒制御の前にすることがあるのではないか?という話になってくるのでしょう。
これはかねてから言われているんですが、ハイテクをつかわなくても燃費を改善できるのにアメリカのメーカーはなぜそうしないのか?という疑問が業界にはずっとあって、結局今まではそこまでしなくても売れたからというのが答えなのですが。たとえば、ミラーを流線型にして空気抵抗を減らすとか、補機類のベルト駆動をやめるとかだけで燃費は相当良くなるんです。しかし、アメリカには節約という概念も需要もなかったために、いざ必要になってもそういうことをできるエンジニアリングが無い。よって10年遅れていると日本のニュースに言われてしまうのでしょう。
AFMも、やむにやまれずというよりは、エンジニアがやってみたいから、というのが本当の開発理由じゃないでしょうかねぇ。GMはSAABが開発した可変圧縮比の技術も持っているはずです。いつかは日の目を見るかも。
組合問題が無ければ、もっと良い車をたくさん作れただろうと思えば同情の余地はあるし、先端技術やコンセプト、デザインなんかは特筆すべきものを持っているんですが、当たり前のことを当たり前にするっていうところはやっぱり当面難しそうですね。アメリカが日本に追いつくよりも、日本が良さを失ってアメリカ並みになる方が早い気もします。
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