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June 15, 2004

お金のかかる町

生活費、世界一高いのは東京 英国調査会社調べ

外国人が駐在した場合にお金がかかるという意味なんだが、そりゃそうだよなぁ。僕の知っている外国人駐在員の皆さんは、まず家賃で150万円から200万円超は払っているもの。ええ、そうです、○本木ヒルズとかそういう奴です。でも、ただただ非難できるものでもないと思うのです。
まず、世界的にほとんどの国ではある程度の広さのある家に住むのが常識であること。英語が通じない国で不便なところに住まわせられないこと。スシ詰めの電車に乗せて通勤などさせられないこと。万が一不測の事態が起きたらと考えると、外国人が多く、歩いたり車で通勤できるエリアに住まわせたいと企業が考えること。生活環境としてはそういうことが考えられます。
さらに言えば、それらの家賃などは企業負担。年俸で何千万円と払った上に家賃でも何千万です。どうしてそんなに払えるの?という疑問もおきます。まず税制の問題があります。日本のように法人課税が高ければ、稼いで税金で収めるくらいなら、社員の家賃に使ってしまえとなります。また、日本はボロ儲け市場に近いこともあります。各種規制をかいくぐってしまえば高値で売り続けられる。円高のおかげで、ドル換算だとかなりの売上になる。日本人は不必要な贅沢が好きで、高いほど喜ぶところがあるから、マージンもたっぷり、となるわけです。
日本はお金持ち国だから仕方がないという見方もあります、しかし実際にはドルベースの購買力では、シンガポール、ホンコン、スイスなどには負けるでしょう。にもかかわらず物価だけが高いのです。日本人の多くはアメリカに行くと、その物価の安さに感激します。しかし、世界中のほとんどの国、先進国も含めて、にとってはアメリカは物価の高い国なのです。
このお金は本当にどこに消えているのでしょう?まわりまわってアメリカ国債になっているのでしょうか?

投稿者 kid : June 15, 2004 10:30 AM

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