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July 23, 2004

北国の。。。。

自殺率ワースト1は北海道

以前、カナダのバンクーバーに住む先輩に聞いたのだけれど、夏はいいけど冬は大変だよ。寒帯で夜が長く、昼も薄暗いから、気持ちが暗くなって自殺も多いんだ。との話。
聞けば北欧もそうらしい。人間は太陽の光に当たる時間が短いと、鬱になって自殺しやすくなるらしい。白人が太陽を好むのも、もともとそういう地域の出身だからで、光線浴というものもあり、専用の電気スタンドのお化けみたいなものまであるんだとか。
北海道の自殺率が高いと聞いて、ちょっとそんなことを思い出しました。

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価値観と自然科学

浮気:
脳の遺伝子操作で止まる ネズミの実験

実験そのものよりも、日本での報道のされ方、識者のコメントの方が興味深い。
まず、哺乳類において一夫一妻型は5%足らず。と明確に書かれている。つまり、オスが他のメスと交尾したいと思う方が哺乳類としては自然であること。もっと言えば、有性生殖によって種にバリエーションを持たせたことが、より進化して強い種を作ったことを認めるのであれば、バリエーションが増える一夫多妻の方が進化しやすいのは当たり前である。
次に、女性の研究者のコメントで「これに対し、人間にはペアボンド(一夫一妻のきずな)がある。ほぼ必ず1人の相手に熱をあげ、一緒に居たいという気持ちはチンパンジーにはないでしょう。」というのが載っているのだが、これは一夫一妻制が当然でほとんどであるという先入観によるものとしか思えない。世界中で一夫一妻制をとっていない国はたくさんあるし、一夫多妻を奨める宗教もある。(アメリカには非合法にもかかわらず多妻のモルモン教徒が30000人以上いるらしい) わが国に限っても、一夫一妻が定着したのは、3000年以上におよび歴史のうちで最後の100年未満に過ぎない。彼女の周りの男性は皆ペアバンドのみなのだろうか?それとも仮面を被っている?私の周囲に限って言えば、妻や彼女をどれだけ大事に想っているかとは別に、他の女性に興味を持たないという方が異常だと思うのだが。
人口減と生殖能力の低下と種の進化の停滞を止めるには一夫一妻制の見直しも考えるべきだと思う。こういう話をすると女性蔑視のように誤解されるが決してそうではない。一夫多妻制というのは、女性はほとんど結婚できるが、男性は競争に勝ったものしか結婚もできないし、子孫も残せないという制度でむしろ男性に厳しい制度である。(アラブ諸国などではこれに加えて婚外交渉が厳しく禁じられているため、一生女性に縁の無い男が多数発生し、天国でのハーレムを夢見て殉教するらしい。)
さらに、複数の女性の妻としての地位が認められることで、婚外交渉を持っても権利の主張ができなかった女性がきちんとした地位を求めることができる。現実に婚外交渉がほぼ皆無であるというなら一夫一妻制でもかまわないが、本来哺乳類は一夫多妻が当たり前なので、現実には一人では収まらない。それが、あってはならないものとして闇に葬られていることの方がよほど女性蔑視だと思う。
一人だけに限ることよりも、パートナーになった人間をどれだけ大事に思えるかの方が重要だと私は思う。イスラムの教えの「妻は複数持っても良いが、皆平等に大事にせよ」という方が、今の日本よりも優れた思想だと思う。
男子の世継ぎが得られず病気になってしまうまで追い込まれる王族であればなおさらだ。血縁制度、男系主義と一夫多妻は切り離せるものではないのに片方だけ無くしてしまったのはいくらなんでも無理がある。生殖とはそれだけ難しいことであり、もっと畏敬の念をもって接することだ。妻は一人だけ、たくさん産め、男子が必要、という方がよほど女性蔑視だ。

ほんとに余談だが、売春についても同じだと思う。非合法としていながら現実にはあるという状態が最も良くないと思う。現にそれを生活の糧にしている人がいる以上、合法化してきちんと権利を認めるほうが、人道的ではないだろうか?

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リスクマネージメント

1億5千万円積んだ現金輸送車、警備員が“乗り逃げ”

これからの日本はこういうリスクにどう対処するかを学んでいかなければならないだろう。従業員を信頼できる時代はもう終わりつつある。
直接現金を扱うことの多い日本ではなおさらのことだろう。あるいは、直接現金を使うことを減らしていくのか。
こういう問題について、犯罪先進国アメリカは、手形の使用による現金使用の縮小と、保険システムの発展にて対応してきた、そして最後はおきまりの賞金稼ぎである。
なぜアメリカでは現金は使わないのか、最初は疑問に思ったが、色々知るうちに納得がいったものである。

余談
この記事の中で、元警備員という記述があるが、懲戒解雇になったのは事件発覚後だから、警備員(当時)という書き方の方が適切かと思うが。。。。

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かいよう倶楽部

ピロリ菌:
血液型に合わせ変幻自在 感染力の秘密を解明

全国8000万人のかいよう倶楽部の皆様、またニュースです。
かいよう=潰瘍 です。
日本人の場合ピロリ菌の保菌率が高く、あなたも私も潰瘍予備軍もしくは現役の場合が多いのです。
特に十二指腸潰瘍は再発率が80%強と言われ、ある意味不治の病だったわけですが、最近はピロリ菌の駆除ができるようになり、再発率も大分下がりました。
大人になってから新たにピロリに感染することは少ないそうなので、大人になって一度駆除すれば大丈夫なはずなのですが、私の胃袋は駆除後2年ほどたつ最近になって、多少不安があります。
現在は、H2ブロッカー+抗菌剤2種の3錠の処方が多いようですが、それだとお医者さんが3つの名前をカルテに書かなきゃいけなくてめんどくさいので、3錠を1パッケージにして名前を1つにした薬もあるそうです。おもしろい営業戦略ですね。

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安全な暮らしのために

「むかついた」と男性刺す 富山、女子高生2人を逮捕

面識がない相手を誰でもよいからと刺してしまうような人間は排除すべきだと思いますが、いかがなものでしょうか?
即刻死刑にして、臓器移植にでも使った方がいいと思います。
もちろん、冤罪では困りますので、本件のように明白に自分で認めている時だけでけっこうです。明白に自分で認めるということは、罪の重さをわかっていないということですから、更正の見込みもありません。

最近、この手のニュースは毎日のようにあって、ネタに困りませんね。困ったものです。

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道具の進歩と意識の欠如

トイレに患者放置、死亡 都内の病院、警告の合図切る - asahi.com : 社会

~引用~
当時病棟にいた3人の看護師のうち、警告音に気づいた1人は電波切れだと思って捜さず、別の看護師も「ベッドにいなかったが捜さなかった」という。2人とも心電図の波形を確認しないまま警告音を消したという。
~引用おわり~

なんのために便利な機械を作るのかわかりませんね。せっかく警報装置があっても、それを無視してしまうのでは。。
私も不整脈で同じような検査入院を勧められたことがあるので、他人事とは思えません。
医療従事者はあまり待遇が良くないので、どんどんモラルやレベルが低下しています。もっと能力の有る人が集中して仕事をできるような環境にするべきでしょう。

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