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銀行の付き合い方

銀行と言えば、昔は横並びだったサービスが、最近は各行毎に特色があり、どう選ぶかによって大きな違いが出てくるようになった。
まだペイオフは本格稼動していないので、安全面での違いはまだないが、もうすぐそれも加わることになる。
私の独り言として、上手な銀行との付き合い方をご紹介します。

旧来の銀行シリーズでは、なんと言っても東京三菱の強さが光る。利益率、自己資本比率、不良債権、いずれの指標をとってもメガバンクや以前からある都市銀行の中では群を抜いた強さがある。それにくわえて、コンビニATMを含めたATM利用料の無料は魅力的。従来からある名前の通った銀行で口座を持つなら、真っ先におすすめしたい。一定の残高確保や給与振込み、ローン有無などによりステージが決まり、高いステージになれば色々と得をするようになっています。
ちなみにこの銀行、もうすぐUFJも飲み込むんだとか。東京三菱が最も強い理由のひとつは、旧東京銀行(外為に特化した銀行だった)の流れで、比較的国際的な見識のある戦略をとったことがあげられるが、悲しいことにやはり数の論理で旧三菱派の行員が主流なのだそうだ。旧東京は優秀な人材が多いのだが、けっこう冷や飯という噂。(ほんとかどうかしらないけど、ありそうな話)

新興銀行グループでは、まずシティバンク銀行、世界最大の金融グループCITIBANKの一派。ATMの365日24時間営業やネットバンキング、外貨預金、外貨カード、外貨決済クレジットなど多くの目新しい商品を提供してきた。世界中どこからでもネットで預金を操作できてタイムリーな外貨操作ができること(最近は他の銀行でもあるけれど)、外貨決済、T/C無料発行、などにより、相場の関係で塩漬けになるドルを直接使うことができるのは大きいメリット。通常外貨預金は、円からドル、ドルから円で両方手数料がかかる。その点シティではドルのまま使えるので、円に戻せないような相場になってしまったときに、ドルで使うことにより手数料損失を半分に抑えられる。これは魅力。
欠点としては、為替手数料が安くはないこと。相場の動きが少し遅いこと。などがあげられる。
こちらも、預金残高が1000万とか2000万になるとCITI GOLDという扱いになり、いろいろな利点がある。(しかし、最近その利点は少しずつつまらなくなってきている)

新生銀行も忘れてはいけない存在だ。こちらの売りはネット振込み無料!だったのだが、さすがに度を越して利用する人がいたようで、最近は月5回までの制限付きになった。それでも便利は便利である。そして無店舗営業に困らないような提携ATMとネットバンキングも魅力。この銀行も外貨預金があるが、手を出さない方がいい。実質的に円に戻す以外の方法がないため、銀行の手数料収入を支えるために預金することになってしまう。この辺が欠点といえば欠点。今後、振り込み手数料以外のメリットをどれだけ出せるか?が生き残りのカギかも。
住宅ローンなどの魅力的な商品と財務状況の堅実さも忘れてはいけない利点である。

つづきはまた。。。。。


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