注視されても。。。。
日本の若者の理科離れが話されるようになってけっこう年月が経ったと思う。学力低下も同様。となりの国には注視されているかもしれないが、何らかの対策は取られたのだろうか?私の知る限り、有効性があるような対策はない。
今さら言うまでもないことだが、狭い国土、少ない資源、この国が生き残るには技術立国しかないのだ。何を今さらためらっているのだろう。
とりあえず、ゆとり教育とやらを導入したときの責任者は全員、墓から引きずり出してきてでも首を刎ねたほうがいいだろう。心の教育だ人間性だと謳って少年犯罪の増加はどう説明するのだ?そもそも受験戦争が悲劇を生むとか非行の原因とか好き放題言っていたが、非行に走るのは受験戦争に従軍していない人間がほとんどだったのだ。従軍者をどんどん減らした挙句、犯罪増加につながっただけの話だ。
全体主義ではないが、国家の存続が危うい時に全国民に努力を求めるのは当然のことだし、少なくとも国を一流国の仲間入りさせるのに貢献した人間が報われるべきだろう。超一流じゃなくても一流のエンジニアの卵なら、今でも世界に誇る人数を輩出している。ただ、彼らが能力に見合う仕事を与えられず、米国等に比べると半分とか1/3の報酬しかもらえず、やる気と機会を失っているのだ。
国が技術を大切にし、技術者に感謝するようにならない限り、私は技術者の海外移転を積極的に支援していくつもりだ。どこに住んでも、どこの国籍になっても、どこに税金を払っても、日本人は日本人だから遠慮しないで自分を大切にしてくれるところに行きましょう。そう、英語教育が本当に身についたりしたら、ものすごい頭脳流出が起きて日本は沈没するのです。