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October 24, 2004

揺れた揺れた

スーパーで買い物中にフラフラっとして、あれ?酔ってる?貧血?めまい?などと思ったら地震だった。家に帰ってからも何度も揺れまくり、座ってPCに向かっているとユラユラと来る。
TVで見れば東日本ほぼ全域に至るほどの大地震。中でも震源地近くは震度6!!ってどんな揺れ方でしょうかという数値。しかも余震連発。余震があるって警告した気象庁も久しぶりだが、どうしてわかるんでしょうね。たいしたものだと思います。

NHKを見れば、地震直後の被災地に電話をかけて意味不明の取材。絶対迷惑だと思うな、あれは。翌日になっても、余震は続く中、各局は取材合戦。もちろん、国民的関心事だから取材は大事なのだが、被災地の救助や復興の妨げになっていないだろうか?差し入れのおにぎりも足りなくてまわってこないよと苦情を言う被災者を高価なTVカメラで取材しているのは何か不思議な感じ。日本全土から見たら局地的な被害だし、人口密度も低いエリア、本当に総力を挙げて支援したら、水も食料も足りないなんてことはないと思うのだがどんなものだろうか?食料が足りないと言う人、足りていたけど夜に備えて余分にもらったという人、寸断された交通網、200km/hで脱線しても死者も出ない新幹線、ガソリンスタンドに並ぶ車、爆撃されたように壊れた住宅、本当に困っている人がいると同時にそうでもないのに過剰反応している人もいる、暴動が起きないのはさすが日本と思うが、新潟はやはり歴史的に豊かな県民性なのだなと思うシーンもしばしば。

実質的に国際救助隊と雪祭り支援部隊として活躍している自衛隊が今回も出動した。政治問題、権限問題、予算問題がなければ、彼らが全力で活動したら次の日には食糧不足なんてことは無いはずだと思うのだが、それは過剰評価なのだろうか?
浅田次郎氏のエッセーの中に、氏が自衛隊にいた時の緊急支援活動についてのくだりがあり、彼が大変嫌う政治家であった田中角栄氏の現役時代には災害に対する反応が極めて迅速であったことを認める話がある。今回も新潟県だけに、もし田中角栄氏が現役であったのなら、地震の翌日には仮設住宅くらい出来上がっていたのではないか?とちょっと思ったりした。

とにかく被災地の方には同情するし、被害が少しでも少なく、復興が少しでも早くすむことを祈っている。予測が実質的に不可能である地震の災害については、明日はわが身という意識も強いし、まったくもって同情するほか無い。

投稿者 kid : October 24, 2004 10:47 PM

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