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世紀の発明はプロスポーツ選手以下?

中村教授「和解、納得していない」 青色LED訴訟 - asahi.com : 社会

この記事の中で
「日本は大企業を重んじ、個人の権利を全く無視した国家であったのが証明されたと思う」「これからは講演等を通じ、理系を目指す人にはぜひ、実力が収入に反映される米国に来るよう勧めたい」
と教授のコメントがあるが、私もまったく同意見、もっと言えば理系でなくても実力がある人はアメリカに行ったほうが良い。

今回の和解に関して、概ねニュース関係は「妥当」とか「前の判決が高すぎた。」的なコメントが多かった。これは明らかにマスコミ関係者の無知が原因していると思う。
エジソンが電球の発明で手にした権利はいかほどのものであっただろうか?青色LEDの発明はそれに匹敵するものである。使い道、社会全体に与える影響、市場が世界規模であること、など。(赤、緑のLEDは簡単に製造できた。青の発明により3原色が揃い、完全な照明体としてLEDを利用できるようになり、電気から光への変換効率が抜群に良くなった) それを考えたら、MLBの選手の年俸にも及ばない金額など笑止だろう。数百億が妥当な線だと思う。日亜化学という無名のメーカーを世界的に有名にした宣伝費だけで考えても数億円に相当する。
もちろん、アメリカの高年俸のプロ選手がトレーナー、コンディショナー、エージェント、などなどに相当経費を使っているように、発明者も実験助手、製造ライン考案者、特許出願者、ただの同僚、などの協力者にそこから存分に支払うべきだとおもうが。


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