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May 8, 2005

ツーリング

GWは二つのツーリングを行いました。

1つは67年式(昭和じゃないよ1967年だよ、昭和67年もないけどさ)のアメ車に乗って、東京発富山経由岡山行きの往復ツアー。
これが思っていたよりずっと快適で楽しい旅でした。富山と立山連峰の美しさにも感動したし、岡山で参加した集会も楽しかった。

もう1つはバイクで東京~厚木~平塚~鎌倉~三崎~横須賀~東京コース。
単に高速タンデムをしてみたかっただけで走り始めたのだけれど、風圧に負けて妥協しました。やはり高速にカウルは必要です。しかし、それにしても高速のタンデムなんてほんとにどうってことがないことでした。こんな些細なことを実現するのに何十年もかかったなんて、とあっけない幕切れに拍子抜けした感じ。

言うなれば、40年前に60歳くらいの歳の人が歩道橋で転倒した。それで60歳以上は歩道橋を通行禁止にした。歩道橋が禁止だから道路を渡って車に轢かれても知ったことではない。禁止した以上歩道橋での老人転倒事故はゼロになってめでたしめでたし。と‘お上‘は言うわけだ。年月を経て、今の60代は昔よりずっと元気になった。80まで生きる人も珍しくないんだし、昔の60は還暦でちゃんちゃんこだが、今は下手したら定年前だ。まだサラリーマンなのに歩道橋は禁止なんてとんでもない、許可してくれと頼む。でも、歩道橋を解禁したら今まで60代の歩道橋事故はゼロなのに増えるから嫌だと言う。道路を直接渡るほうが危ないのは明白なのに、そういう考え方はしない。歩道橋を渡る若い人は老人が使ったら邪魔だから反対する、それも「老人が階段を上り下りするなんて危ないから」と言うわけだ。たしかに高速二人乗りは危険だ、でも一般道二人乗りはもっともっともっと危険だ。だったらどっちがいいかわかりそうなものなのに。。。。

さて、今回突然立ち寄った三崎は閑古鳥が鳴いていた。GWだとみんな大型観光地に行って、こういう近場は来ないのだろうか?三崎といえばマグロだが、マグロ店はみんなバブルの夢から覚めていない。産地での食事に客が求めているのは安くておいしいものなのに、値段は高い、店は価格に見合う品格ではない、とアンマッチなのだ。交通が不便な以上これではわざわざ来ることは少なくなるだろう。それでもそれなりにがんばっている様子はあり、駐車場の整備や魚センターもできているし、オリジナルメニューも開発しているらしい。そのオリジナルメニューはなんと!「まぐろソースカツ丼」。せっかく来たからご当地物を食べようと思って試しに頼んでみたら、あんまりおいしいのでびっくり!高級とんかつに負けない味でした。これが都心で食べられたらヒットするだろうなぁ。

帰りは横浜から高速で。行きはともかく、帰りにこうやって高速で帰られるようになったことはライダーにとっては大きな福音だ。解禁を心から祝いたい。それにしても上りはともかく、首都高9号線下りが禁止って解せないなぁ。。。

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コメント

渋谷で工事中の東急文化会館(だっけ?)の裏で坂を少し上ったところに,立派な鰹のカツを出す店があって,おまけに鰹のたたきもついて1000円のランチはおいしいですよ。
都心の専門店でも昼にランチでこのグレードだと,遠くまでいって同じ程度だと,何も感動はないよね。地場産業の人たちは都心のサラリーマンの昼食事情を研究しないと商売にはならないだろうね。

まさにそのとおりで、ターゲットの客層は大都市の人なのに、大都市の人の生活も知らなければ、顧客のニーズも知らないという感じ。それこそ、ドラ息子を東京の大学にでも行かせて少し遊んで来させたほうが良いお店ができるでしょうね。
たしかにおいしいんだから高くてもいい、でもたかが丼に1000円以上取るならば、店の入り口もテーブルもトイレもそれなりになっていなければ、客の立場から言えば観光客を見てふっかけているようにしか思えない。
ちょっと手を入れれば売上も利益も伸ばせるのになぁと激しく感じました。一応中小企業対象経営コンサルタントを副業とする身としては、あーまだまだ商売に困らないなぁ~と思った小旅行でした。

あ、その渋谷のお店、是非教えてくださいね。それにしても都会はデフレがすっかり進んで安くてうまいが当たり前なのに、郊外や観光地は時代に遅れていますね。今年のGWに東京都内がとっても混んでいたのが何となく納得できました。都心の方が面白くて安上がりなんですね。

たのしかったですねシェベルでの旅は。

あの後KIDさん、りょさんとを見送ったあと、長野県に行って来ました。(^^蓼科→軽井沢→浅間山一周して富山に戻りました。

また遊んでくださいね

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これは確定かな?

Sankei Web 産経朝刊 JR脱線 カーブ手前、制限超す126キロ(05/08 05:00)

始発前からオーバーランを繰り返していたということで車両の異常の可能性もあるかな?と思ったのだけれど、この様子では運転手が異常だったということで決まりそうだ。
ブレーキ異常だけなら速度オーバーにはならないし、ここまで速度異常を起こす問題が制御系に起きていたなら報告すべきだからだ。

技能と考え方に大きな欠陥を持った運転士を職務に従事させていた責任は強く追及されるべきだろう。何人がどこでゴルフをしたとかカラオケで何曲歌ったなどということをトップ記事にする前に。

モラルと技能が高いことを前提にしてきた日本型管理システムは既に崩壊している。もはやおそらく半数を超えたであろうダメ人間を前提とした社会作りを急がなければならない。(適切な表現としては「能力的にチャレンジングな人々」)

列車の完全無人運転化も考えるべきだろうし(なぜ新型ATSを急いで入れなかった!!と糾弾する以上は完全無人化に反対はできまい)、あてにならない時刻表を認め、電車が来なくてもあきらめることも必要だ。(日本以外の国ではバスや電車に欠航率というものがある。)ほぼ予定通りに確実に着く電車は値段が2,3倍になることも受け入れなければいけないと思う。

良識がある人なら知っているが、たいていの場合交通機関をダメにしているのは労組だ。国鉄を崩壊させて分割民営化しか選択の余地がなくなるまで追い込んだのも労組だし、今回の運転士のような問題児を雇用し続けなければいけないのも労組があるからだ。なぜか運輸系の労組は問題を起こしたりストをするのが大好きで、他人を困らせることが快感になっているところが多い。そのくせ実際の労働環境の改善などは図られていない。典型的な例はタクシー、たいていのタクシー営業所には赤旗が翻っているくせに異常な労働体系は改まらないし、安全対策はたいてい雇用側からの働きかけだったりする。働きたくない金はくれ!みたいな労組は必要なのだろうか?特に日本のように社長すらサラリーマンの企業で、株式は持合いで株主総会も何事もなし、という状況において資本家vs労働者という構図になっているだろうか?オーナーが特定できないような企業においては組合なんて要らないし場合によっては労働者の敵であることすらあるように思える。(組合費を徴収し、組合行事に動員し、会社の利益を阻害して雇用や昇給の妨げになることもある。)

利益と安全のどっちが大事だ!って記事が多いが、ほんとうは乗客の安全とダメ社員の雇用とどっちが大事だ!なんだけどね。

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