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May 12, 2005

法治国家維持への取り組み

証人女性の住所が被告に漏れる?札幌地検が謝罪

こんなことで裁判員制度などできるのだろうか?
アメリカではよくマフィアの犯罪に関して証言することで承認が命を狙われるという設定の映画があるが、現在でも裁判官が殺されるようなこともあり、司法関係者の安全確保や証人保護プログラムなどの制度が開発されている。
日本の場合、アメリカ以上に国内での人の移動が普通に存在し、かつ国土が狭いことから、怨恨をもたれた場合逃げるのも難しい状況になると思われる。
住民基本台帳と閲覧権の問題や、捜査機関による被害者情報の漏洩、さらには証人の個人情報が加害者に筒抜けになるようでは、とてもじゃないけれど関わりになりたくないと思うのが当然である。
こういう事件が起きた時に最大限の配慮をもって大々的に対処するという姿勢を見せない限り、かならず再発するだろう。何か起きるまで(あるいは起きても)国民の安全確保の為には行動などしない警察とあわせて考えると、自営のための武装許可を早く認めてもらわないと怖くてやってられない。
犯罪者に優しく、無能者に優しく、勤勉で善良な市民は泣き寝入りすることを強要される国家の所有物にされたままでは死にたくない。

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コメント

裁判員制度は人気がないですよね。
国民の7割は参加したくないらしい。
これってまじめに投票に行っている割合とパラレルだね。結局,権力行使を監視する意識が国民にない。
はっきりいって日本人に国民主権や民主主義は似合わないってことなんでしょうね。

さっそくですが、裁判官への脅迫というのも最近のニュースにありましたね。

はっきりいって日本人に国民主権や民主主義は似合わないですね。しょせん、GHQ発、お上経由、で受け入れただけですから、意味も理屈も考えていないでしょう。
イスラム圏の民主化とアメリカは言うが、あそこも似合わないと思う。

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