« あーやだやだマスコミのいじめ | メイン | ツーリング »

これは確定かな?

Sankei Web 産経朝刊 JR脱線 カーブ手前、制限超す126キロ(05/08 05:00)

始発前からオーバーランを繰り返していたということで車両の異常の可能性もあるかな?と思ったのだけれど、この様子では運転手が異常だったということで決まりそうだ。
ブレーキ異常だけなら速度オーバーにはならないし、ここまで速度異常を起こす問題が制御系に起きていたなら報告すべきだからだ。

技能と考え方に大きな欠陥を持った運転士を職務に従事させていた責任は強く追及されるべきだろう。何人がどこでゴルフをしたとかカラオケで何曲歌ったなどということをトップ記事にする前に。

モラルと技能が高いことを前提にしてきた日本型管理システムは既に崩壊している。もはやおそらく半数を超えたであろうダメ人間を前提とした社会作りを急がなければならない。(適切な表現としては「能力的にチャレンジングな人々」)

列車の完全無人運転化も考えるべきだろうし(なぜ新型ATSを急いで入れなかった!!と糾弾する以上は完全無人化に反対はできまい)、あてにならない時刻表を認め、電車が来なくてもあきらめることも必要だ。(日本以外の国ではバスや電車に欠航率というものがある。)ほぼ予定通りに確実に着く電車は値段が2,3倍になることも受け入れなければいけないと思う。

良識がある人なら知っているが、たいていの場合交通機関をダメにしているのは労組だ。国鉄を崩壊させて分割民営化しか選択の余地がなくなるまで追い込んだのも労組だし、今回の運転士のような問題児を雇用し続けなければいけないのも労組があるからだ。なぜか運輸系の労組は問題を起こしたりストをするのが大好きで、他人を困らせることが快感になっているところが多い。そのくせ実際の労働環境の改善などは図られていない。典型的な例はタクシー、たいていのタクシー営業所には赤旗が翻っているくせに異常な労働体系は改まらないし、安全対策はたいてい雇用側からの働きかけだったりする。働きたくない金はくれ!みたいな労組は必要なのだろうか?特に日本のように社長すらサラリーマンの企業で、株式は持合いで株主総会も何事もなし、という状況において資本家vs労働者という構図になっているだろうか?オーナーが特定できないような企業においては組合なんて要らないし場合によっては労働者の敵であることすらあるように思える。(組合費を徴収し、組合行事に動員し、会社の利益を阻害して雇用や昇給の妨げになることもある。)

利益と安全のどっちが大事だ!って記事が多いが、ほんとうは乗客の安全とダメ社員の雇用とどっちが大事だ!なんだけどね。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fumicat.com/mt/mt-tb.cgi/1352

コメントを投稿




きょうのカウンタ
きのうのカウンタ
ページカウンタ