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April 7, 2006

僕もそう思う

Sankei Web 社会 石原都知事「英語必修化はナンセンス」 首都大学東京の入学式で(04/06 19:59)

石原さんはイデオロギーが合わないので好きではないが、この件に関しては同意。
少なくとも僕にとっては中学の英語教育で十分だった。高校では全然勉強せず赤点、大学も赤点、でも結局なんとかなったし、今だったら生活も仕事も英語で出来ると思える。

直すとしたら時間を増やすよりも教員の質を上げることだと思う。学校の先生にしかなれなかった人ではなく、学校の勉強がきちんとできた先生とネイティブスピーカーもしくは発音教育をきちんと受けた先生を導入すれば中学の3年だけでも十分くらいだろう。
あとは利用する機会を増やすこと。つまり英語の授業よりは英語を使う機会を増やした方がよほど上達する。たとえば、外国人を呼んで一緒にスポーツをしたりとか、観光案内をするとか、個人的にはちょっと苦手だが(英語以外の)授業を英語でするとか。

たいていの国では高等教育は英語で行われる。それは英語を上達するためではなく、英語で書かれた教科書しかないという文化的な貧しさによるものだ。しかし、この貧しさが副産物として英語能力を向上させる。日本は文化的に恵まれているので、なかなか英語で何かを学ぶ機会は少ないが、あまり害のない程度にそういう機会を増やしても悪くはないと思う。

一つだけ絶対におかしいと思うのは。。。英文法を教える時に出てくる用語は日本語じゃないほうがいい。「不定詞」なんて他で使うこと全くない単語をわざわざ使うくらいなら、最初から「infinitive」って覚えたほうが良くないか?

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