治外法権
asahi.com:交通反則切符の印刷、5年連続で予定価格通り 新潟?-?社会
もうそろそろ身の安全も確保できそうだから書くが、警察の入札はほとんどが官製談合で、決まった予算どおりに行かないと仕事が増えるからイヤだという理由で価格がお上から示されるのが普通である。普通の談合よりさらに酷いのは、お上の側は絶対捕まることがないが下々の側には逆らったら逮捕という恐怖が常に付きまとうことだ。支払いが遅れるのも当たり前、値段も言い値、納期などはわがまま放題。さらには指定業者になるためには、もちろん○○も要求される。指定業者になったらなったで、花見、旅行、運動会への寄付は当然。ありとあらゆる汚職案件のオンパレードが続く。なんせ、彼らを取り締まる人はいないわけだから、思いつく限りの悪行が可能なのだ。
当該記事では知事が調査を指示したようだが、知事だろうが国会議員だろうが彼らには最終的には逆らえない。冤罪の捏造や別件逮捕、さらには風説の流布などで血祭りに上がるのがオチだから、調査も結局ある程度の妥協点で終わることになる。彼らがここまでふてぶてしくなったのは一つには記者クラブという形で提灯持ちになったマスコミの責任だろう。そして、全国一体型の警察組織が好き放題にさせている。小泉改革の一環で警察組織の分割もしたらどうだろうか?道州ごとの完全分離と相互監視とかにでもしないかぎり、他の省庁はともかく、ここの犯罪は決してなくなるまい。