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ほほーーーと思う冷房

ITmedia News:永久磁石の回転で冷やす冷凍システム、中電が開発

見出しはちょっと不適切だと思うが、冷媒の気化熱ではない冷却があるのは面白い。この方法だと、磁性体を何にするか?が最終的に効率の鍵で、正直に言えば、あんまり期待はできないだろうなぁと思う。
というのも、現在使われている冷却方法で利用されている気化熱による吸熱はものすごく値が大きいからだ。それは、アルコール消毒をした時にスースーするなどのシーンで、我々も日常的に体験している。あれに匹敵する熱量移動を実現するとなると、逆にコントロールできなかったときはどうするの?という心配が生まれるくらいだと思う。
氷に塩をふって温度を下げるとか、打ち水するとか、昔の人の知恵に我々はまだ追いついていない。益々の科学の進歩を期待したい。

ちなみに電子レンジみたいな方法で温度を下げることはできないのか?と物理工学の友人に聞いたところ、原子にレーザーを狙い撃ちして、振動を止める(つまり温度を絶対0度にする)という技術はあるらしい。ま、実用には程遠いが。。。


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