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December 18, 2006

やはり中国は崩壊の危機があるのか?

腐敗根絶派、相次ぐ殺害 中国、胡政権方針に抵抗勢力?|中国・台湾|国際|Sankei WEB

中国に体制崩壊のリスクがあるのではないか?というのが私の心配なのだが、こういう事件があると多少なりとも怪しいなぁと思う。もともと、私が中国の体制について心配したのは、厳しい報道管制にもかかわらず、うち蒙古やウイグル地区でのテロなどが伝わってくることや、偽札の多さなどが発端である。さらには、毛沢東主義は理想の国家であるからして、麻薬、売春、性病などは無いという大義名分の下、一切予防策がとられないため、HIVなどの実際の感染率が数割に上っている地域があるというWHO関係からの情報などがあり、多少注意深く見ているところだ。
そもそも、ある程度の暗黒街はあるとしても、正面切って政府勢力に楯突くことはないだろうと中国の体制を見ていたのだが、こういう事件があるということは、国家の権威も落ちてきているということでもある。となると、中国の政治の良い面はほとんどないという見方もできる。(安定した体制はBRICsの中では長所とされている。)

とはいえ、投資先としては中国は現在最も魅力的。ブラジルと中国どちらをとるか?という選択でブラジルよりは計画経済が安定していると思っていたので、こういう事件はほんとうに気になる。
チベット人は無実でも何千人も殺して、反体制の暴力組織にはお咎めなしでは格好がつかないのではないですか?>中国共産党殿

投稿者 kid : December 18, 2006 02:45 PM

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