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June 2, 2007

汚職の温床

奉仕活動なら“採用”OK 学歴詐称で停職処分の職員|話題|社会|Sankei WEB

停職処分を受けている職員に「奉仕活動」を求めたら、実質それはNoとは言えない強制だろう。つまり実質強制労働、しかも無給である。それを「ボランティア」と称するのでは、労働基準法も何もあったものではない。いっそ無期限停職処分にして仕事を全部ボランティアにしてもらえば人件費がゼロになるんじゃないですか?と嫌味も言いたくなる。
こういう不透明な慣行が、ルール違反を助長し、結果的には汚職をしても良いという考え方にたどり着くのだと思う。

日本ではあちこちに事実上強制のボランティアがありすぎる。町内会や交通安全協会などに加えて、最近では学校の成績にもいれるとかいれないとか。。。。進学のためにボランティアが必要になったらそれはもうボランティアでも何でもないだろう。

ちなみにボランティアとは本来「自発的に志願して」という意味である。おそらく一番元々の意味として使われているのは、志願兵を指す時にボランティアと言う場合だと思う。

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