August 18, 2005

9/27(月) 帰国

入国10日目(最終日)

遂に帰国の日になってしまいました。
この旅前半は早朝からメチャメチャ頑張って行動し、素晴らしい体験を沢山して来る事が出来た一方で、ここ2日はダラダラと特に何もせず無駄に時間を過ごしてしまいました。丸2日あればサンディエゴとか行っても楽しめたかも。まぁでもダラダラ過ごすのも贅沢でいいのかな~って事でとりあえず満足してます。

LAX発成田行きシンガポール航空は14時過ぎ。でも通路側の席を絶対取りたいので早めに空港に行く事にします。
その前に朝食を。SantaMonica周辺は店が開くのが遅いんですかね。オープンしてる店が少なく、結局直ぐ近くのカフェでトーストを食べる事にしました。食べ終わったらまだ時間はたっぷりあるんで、ビーチまで散歩してから部屋に戻り荷物をまとめます。ちゃちゃっと荷物をまとめて、フロントでチェックアウトして遠くに停めてあるクルマを正面に回してもらいます。
クルマを持ってきたにいちゃんにチップを渡して、荷物を積んで出発です。ナビにはレンタカーを返却する営業所をセットするけど、まだまだ時間に余裕があるんでSantaMonicaから目的地とは反対方向の北へ進み、UCLAの近くやビバリーヒルズやハリウッド、メルローズを通って来ます。こうやってただクルマを流してるだけでも楽しいんすよね。テキトーにグルグルまわってLAX近くのレンタカーの営業所に向かいます。
ナビの通りハイウェイに乗って、ナビの通りハイウェイを下りて直ぐに目的のHertzの営業所に到着。『Checkin』の看板のある道に従って営業所に入って、他にも沢山クルマが停まっている所でクルマを下りて、荷物を降ろしつつ係員が来るのを待ちます。係員が機械に何やら入力して出てきたレシートを受け取ったら手続き完了。10日間 1828mile(約3000km)旅を共にしたクラウンビックトリアともお別れし、送迎バスに乗り込んで空港に向かいます。俺は何かこの時が一番寂しいっすよねぇ~来年も来れるんだろうか?なんて考えながらバスの窓から外見て…

《25/09/04-27/09/04 Barstow-CostaMesa-SantaMonica-LAX 70.6mile》

空港へはバスで10分程で到着。シンガポール航空のカウンターに行くが、まだ時間が早い為カウンターはオープンしてなかったんで、余ったドルでクルマの雑誌を買って座って待つ事にしました。暫く…イヤかなり待って、カウンターがオープンしたんでそっちに向かい、無事通路側の席を確保出来ました。それと重量オーバーかと少し心配してた荷物も無事範囲内に収まっており、これでデカイバックとダンボール箱から開放されました。かといって何もやる事なく、免税店を少し覗いて後はヒコーキ見ながらボケーっとしてました。

さらに沢山時間を潰して、やっとSQの綺麗なお姉さんに迎えられながら機内へ入り、自分の席に座って出発を待ちます。席は機内一番後ろから5番目位の右窓際に3列並んでる席の通路側です。隣にデブチンな奴だけは来ないで欲しいと思いながら座っているが、周囲は次々に埋まっていきほぼ満席状態なのに一向に隣2席分の乗客は来なくそのまま出発!ラッキー☆3席分占有♪離陸後シートベルトサインが消えたら早速横になって休憩。イヤイヤ楽チンです。いつもの帰国時より断然快適に日本に到着しました。

コレにて04年の旅行記はとりあえず終了です。この旅ではクルマを2台借りたり、オフロードを走ったり、それまで見てきた以上にデッカイアメリカに触れる事が出来てとっても楽しめました。前半で天気が悪かった事とLAでパーツ屋が閉まっていた事が残念でしたが、また次回行く時の楽しみっちゅー事で。
長期に渡ってお付き合いいただき、ありがとうございました。掛かった費用や細かい通ったルート等気が向いたらまとめます。気が向いたら…

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んで今年もモチロン行きます!アメリカに!!
詳しくは別にアップしますんで、お楽しみに☆

ってか詳しくも何も、どこ行くか何するか全く決まってないけど…
大丈夫か?>俺

August 16, 2005

9/26(日)サンタモニカ

スンマセン、久しぶりの更新です。
そろそろ今年の旅行も迫ってきてる訳で…
1回アメリカに行った旅行ネタでほぼ1年も引っ張ってきちゃった事に反省。

入国9日目

いよいよ明日が帰国の日で、丸1日コッチにいれるのは今日が最後です。本日の予定は、ClassicIndustriesというパーツ屋のショールームに行く位で、あとは他は何も予定なしです。
先ずはモーテル隣のデニーズで朝食を食べ、部屋の荷物をクルマのトランク積み込んだらチェックアウトして出発です。目指すClassicIndustriesはモーテルから30分位の所で、ナビのお陰ですぐわかりました。んが…開いてないっす。。。
案内を見ると日曜の今日は休みでした_| ̄|○
昨日興味の無いアウトレットになんて行かないで、コッチに来てれば…
一応記念に写真だけは撮ってきました、建物だけだけど…
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気を取り直して…ってかあとは何も予定無く、しかも凹み気味でどこ行くか考える気もしないので、とりあえず海に向かって東へ走ります。何ていう道だったか忘れたけど突き当たりがHuntingtonビーチで、こっから海岸を左に見ながら海沿いを走っていきます。このまま北上して行けば今晩宿泊予定のSantaMonicaに着くけど、途中で治安が悪い雰囲気になってきたのでハイウェイに乗る事にしました。
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その後はアレコレあても無く走り回り、昼過ぎに目的のホテルに行ってみました。このホテル、SantaMonicaの3rdStreetのすぐ近くでSantaMonicaPlaceや海岸へも歩いて行けてすごく便利で去年も利用したお気に入りです。
去年は部屋がいっぱいで一度は断られたけど、うるさい部屋でもよければって条件で用意してもらう事が出来ました。その部屋は下の階がクラブで夜中までうるさいらしく、その代わり$30ちょっとでいいって言うので即決。結局、普段東京でうるさい所に住んでる俺にとっては、その部屋の騒音なんてたいした事なく、安くて便利で大満足でした。
今年も同じ部屋・同じ料金でと交渉したが、通常料金で別の部屋でしかダメと言うので仕方なくそれで泊まる事にしました。
部屋に荷物を置いて昼メシを食べに歩いて3rdStreetへ行ってみました。
特に何を食べたい訳でもなくテキトーに入った店でFish&Chipsを食べたけど、魚のフライのでかい事。とても全部は食べきれなかったです。

その後は、SantaMonicaのピアに行ったりビーチに行ったりフラフラするだけ。あ、でも怖い事を見てしまった。。。SantaMonicaからVeniceまでビーチを歩いてる途中で、何やら白人と黒人が言い合いしてて、その内殴りあいになって、蹴りが入ったりして、黒人が倒れて、白人がつかみかかって、白人鼻血ブーで、それでも黒人をメタメタに殴って、黒人ナイフ取り出して、白人ビビって走って逃げて、黒人追っかけて、車道飛び出して車にぶつかりそうになりながら、ずっと先行っちゃったから見えなくなって…やっぱ都会は怖いっす。
真夏じゃないんでビーチにパツキンネーチャンが水着でいる訳でもなく、海をボケーっと眺めて戻って来ました。

それから3rdStreetの店でジーンズ買って、本屋で立ち読みして、あと何したかなぁ~
あっそうそう、前から一度は行ってみたかったHooters見つけて夕飯はそこに決定して、でもまだ昼過ぎで疲れたんで一時ホテルに戻ってベットでゴロゴロしてたらそのまま寝ちゃってた。。。
気付いたら夜中で、空腹だけどどこも食事に行けそうもなくそのまま朝まで寝てました…

今考えると何と勿体無い過ごし方をしてるのか…
そんなこんなで最後の夜は過ぎていったとさ。

June 29, 2005

9/25(土)-2 アウトレット

さてさて、今日はNHRAのmuseumに行く事だけしか予定してなかったんで、昼前にして全ての予定を終えてしまいました。というのも今日と明日は、前半のハードなスケジュールをこなせない場合の予備日的な意味もあったんで、予定を何も決めてなかったんですね。パーキングでガイドブックを見ると、すぐ近くに世界最大規模のアウトレットのショッピングモールがあったんで行ってみる事にしましょう。

ナビに誘導されるままに進み30分とかからず『OntarioMills』に到着、今日は土曜なんでやっぱり混んでます。広大なパーキングの建物からかなり離れた所に停め、まずは昼メシを食べる事にします。フードコートに行くといろいろな店が並んでいるが、『BugerKing』でワッパーを食べました。『BugerKing』なんてどこにでもあるんですけどね、俺はこんなんが好きなんで。

昼食後、沢山ある店をプラプラしてみるけど…ツマラナイ。。。
今までアウトレットには数回行った事あって、でも実は毎回何も買わず楽しくなかったんですが、やっぱ今回もそうでした。良いメーカーの服は興味ないんですよねぇ~いい加減勉強しろよ、俺(^_^;) 恐らくもう行く事はないです。

まだまだ時間はあるけど、久しぶりに人ごみを歩いて疲れたんで、もう今日の宿泊地を探す事にしました。場所は、特に何ってあるわけじゃないけど知ってる所だし翌日行きたい所の近くだったんで、去年も泊まったCostaMesaのMotel6です。行ってみるとモーテル内のパーキングにチャレンジャーが停まってました♪何だか得した気分です。

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部屋に荷物を運び入れベットにちょっと横になったら、何だか動くのが面倒になってきちゃったんで、ウトウトしながらテレビでやってた映画(巨大台風が人類を襲う…ってのでタイトル忘れた。)見てました。
映画が終わる事には外も暗くなり始めてて、夕飯を調達しなきゃならんです。モーテルのすぐ隣がデニーズだけど、多分明日の朝はそこで食べるんで却下。とりあえずクルマで走って何か探しに行きます。途中寄り道をしながら走っていると『TacoBell』を見つけたんで、ここでタコスを買って帰る事にしました。『TacoBell』のタコスは美味くて、是非日本上陸してもらいたいんですよね。適当にセットを選んで、部屋に戻って食べました。やっぱウマイです。

その後は帰国に向けてダンボールに荷物を詰めて、早く寝ます。

May 28, 2005

9/25(土) ポモナ

入国8日目

朝食は昨日と同じく隣の店で食べて、荷物をまとめて出発です。
今日はPomonaにあるNHRAのMuseumに行く事位しか予定を決めてなく、あとはテキトーにプラプラしようかと。
モーテルを出てI-15をLA方面へ走り、約90分で到着。しかし今日は日曜日でMuseumは遊園地と併設されていてる為か、Museumのパーキングには入る事が出来ず、誘導されるままSwapMeetで有名なFairplexのでっかいパーキングに停める事になりました。

パーキングの入場ゲートで料金を払う事になりますが、料金は停める場所に応じて安い方から「Good」「Better」「Best」の3段階になっています。一番安い「Good」のスペースははるか彼方…俺は時間を有効活用したいので「Best」を支払い、もらった「Best」用チケットをダッシュボードに置いてゲートをくぐります。

前のクルマについて走っていくと↓見たいな道です。

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(25/09/04 Pomona)

…ん?右前にあるのは観客席?

さらに近づき、路面が真っ黒になってて初めて気がつきました。

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(25/09/04 Pomona)

Dragレースのストリップだったのね♪なんか凄くうれしいです。(逆走だけど…)本当はクルマを停めてじっくり見たいけど、そういう雰囲気でもなかったのでせめてゆっくり走ってみます。

その後、「Best」のスペースに誘導され、クルマを停めて遊園地に入ります。遊園地を突っ切ると目的のNHRAのmuseumです。予想していたより小さいです。んで内容は…正直期待外れな感アリ。。。もっと展示台数が多いのかと思ってました。まあでもいいんです、行った事に意義がある訳で…

クルマへの帰り道は、遊園地のアトラクションを見て楽しみました。こっちの人達の絶叫声はでかくてメチャメチャ楽しそう。俺も何か乗りたかったけど、やっぱ1人じゃね…アレコレ見ながらクルマに戻りました。

つづく

May 01, 2005

9/24(金)-3 買物デー

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その後も、TARGETTOYSRUSなどなど見てまわり、おもちゃや服 あとテキトーにお土産などを購入。
特におもちゃは見ていてとても楽しいですね。日本のおもちゃに比べてサイズがデカイ!ラジコンも全長が1メートル近い物があったりで、欲しくてたまりません。
あとBestBuyでは、iPodのFMトランスミッターを購入。その場で早速使ってみるとiTripより周波数の設定は簡単だし、電波が強いようで音がいいです。

それと楽しみなのがスーパーマーケットです。Vonsなど旅行の途中でも寄ってますが、店内を見てるだけで驚く事がいっぱいです。まず野菜売り場には、鮮やかな色の野菜が山に積まれてて、まさにアメリカのスーパーのイメージ通り。あと肉売り場では、日本の感覚だと個人では食いきれない程のデカイブロックが並んでます。その他コーンフレークとかも品揃え豊富だし、スーパーは無料で楽しめるアトラクションですね。

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あと、ダンボール箱を買いにOfficeMaxへ。
実はCostcoでもらってこようと思ったけど、1つも置いてなくここで買う事にしました。
で何に使うのかと言うと、沢山買った物を日本に持って帰る為のカバン代わりにします。アメリカに行く時は、人が1人入る位のダッフルバックに荷物少なめで行くけど、帰りはいつも入りきらない位の荷物の量になっちゃいます。
そこで、買ってきた物は主にダンボール箱に詰めて持ち帰ります。
但し注意が必要なのは、各航空会社では持ち帰る事が出来る荷物の個数とサイズ・重量が決まっているので、事前にチェックしておき、だいたい範囲内と思われる様にダンボールの大きさを決めます。

03年は重い荷物を買いすぎて明らかに重量オーバーだったので、特に重たい物は手荷物にして機内に持ち込みました。当然手荷物も重量制限があるが、まず計量される事は無いでしょうからね。実際計量はされなかったけど、中身の検査でカバンの中からオルタネーターが出てきた時は検査員はびっくりしてましたね…

あちこち店をじっくり見てるとあっという間に15時近くになってしまいました。明日はLAで行動しようかと思っているので、LasVegasから離れる事にします。目指すはLasVegasとLAの中間にあるBarstowという町です。入国以来ずっと長距離を走っていたので、160mileの距離はあっという間で、約 2時間半で到着。今晩はEconoLodgeというモーテルに泊まる事にします。夕飯はモーテルとなりにあるファミレス風のレストランで、ステーキを食って就寝。

《24/09/04 LasVegas-Barstow 210.4mile》

April 22, 2005

9/24(金)-2 コスコ

次に向かうのは『Costco』。

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(24/09/04 LasVegas)

日本ではコストコって言うけど、コッチではコスコって発音しますね。
ここはご存知の方もいるでしょう。日本にも数店舗展開している会員制のスーパーで、日本で会員になればもちろんアメリカの店へも入る事が出来ます。
食品から衣料、電化製品、クルマ用品等色々と置いてあり、但しそれぞれの種類は少なく1個のロットが大きい代わりに安く購入できます。
ロットの大きさは笑えます。俺が見た中で一番驚いたのは、エンジンオイルがドラム缶1缶分。。。こりゃプロしか買わないでしょ。あと、枕ほどの大きさの袋に入ったプレッツェルも爆笑でした。
日本だと関東に3店、大阪に1店、福岡に1店あるので、機会があれば行ってみる事をオススメします。会費を払っても楽しめると思いますよ。

日本でもほぼ毎月のように行っている訳ですが、コッチでも一応押さえておきます。もちろん去年もココLasVegasのCostcoに行ったので、記憶を頼りに適当に走ったら店は直ぐ見つかりました。
店内の雰囲気は日本と全く同じで、品揃えも同じ物が多いですね。
Costcoのすごい所は、本場のコッチと日本で商品の値段がほぼ同じって所ですね。日本の感覚だと1つ1つの商品のロット単位が大きいけど、そのデメリットを差し引いても安いと思います。でも不思議と日本で見るとバカでっかい商品も、コッチで見るとあまり大きく感じないんですよね。

一通り店内を見て、買って帰れるような大きさで欲しい物は無かったので、今回は何も買わずに出てきました。
日本には無いけど、ここにはCostcoガソリンスタンドも併設されていました。おそらく安いんでしょうね。随分繁盛してました。

つづく

April 06, 2005

9/24(金)-1 シアーズ

入国7日目
昨日までの濃密なグランドサークルが終わってしまい、残りの日は気が抜けた感じです(-.-)

今日は久しぶりに遅い朝です。
朝食はこのホテルのバフェを利用します。夜ほどではないですが、メニュ-は豊富で朝からローストビーフがあったりで、腹いっぱい食べてしまいます。
朝食後、このホテルのシンボルであるタワーに昇ろうとしたけど、タダ券を部屋に忘れてしまい戻るのは面倒だったので諦めました。本当は上でアトラクションに乗りたかったけど、部屋へ取りに行って戻ると15分以上掛かるので却下。

さて、LasVegasと言えばカジノですよね。
でも俺は全くやりません。初めてLasVegasに来た時は一応スロット(って言うんでしたっけ?)をやってみたけど、10分もせずに飽きちゃいました。元々パチンコとかって大嫌いで、なぜに熱中できるのか不思議なんですよね。俺にしてみれば、カジノに並んでいるのもパチンコ屋と変わらないですし、アメリカまで来てパチンコやる事は無いだろうと思ってしまいます。むしろLasVegasまで来てカジノに行かない方が普通じゃないんでしょうけど。もちろん他にもカードなどのゲームもあるけど、そっちも興味ナシです。

じゃあなぜLasVegasに来たのかと言うと、買い物に便利だからです。といってもブランド物なんてどーでも良くて、スーパーとかホームセンターとか普通の住民が行くような店が比較的狭いエリアにあって移動が楽だし、それぞれ目的の店の場所が2回行って憶えているんです。

ホテルを出発、ストリップを一度空港近くまで走ってから、本日まず最初の店が『Sears』に向かいます。

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ココは何屋って言えばいいんでしょう…衣服と電化製品と工具が売っている、アメリカでは歴史のある老舗の百貨店でしたが、昨年11月にはK-martに買収されちゃったようです。今後どうなってしまうのか?今のSearsの好きな俺は心配です。

ここでの目的はCraftsmanの工具です。
Craftsmanはとても安くそれでいて質も良い工具で、特に日本では選択肢の限られていますインチサイズが豊富に揃っています。今年はインチサイズのディープソケットとめがね、あとプライヤー系を数点買う事にしました。本当はもっと欲しいけど、何せ工具は重たいので他は来年に持ち越しとします。

一旦クルマに荷物を置きに戻って、子供服売り場に向かいます。俺は細身なので、アメリカの大人サイズの服は全て大きすぎてあわないので、いつも子供服を買っています。時には子供服でもブカブカだったりで、アメリカ人のデカさを実感したりします。ここではTシャツを数枚購入して、次の店に向かいます。

つづく

March 29, 2005

9/23(木)-11 今日のホテルは?

靴が濡れたままバス停に向かって歩きます。濡れた靴は足がぬちゃぬちゃして気持ち悪いっす。。。
ゆっくり歩いてバス停に到着し、早速バスに乗り込み駐車場に戻ります。回りの景色はとっても素晴しいのに、疲れているのか途中でウトウト寝てしまいました。約40分でクルマを停めた駐車場に着き、何はともあれ先ずは靴を履き替えました。乾いた靴ってスバラシイです♪

ここZion.N.Pでは今日見た所以外にも魅力的な所はいっぱいありますが、今日は十分満足でお腹いっぱいだったので、あとは次来る時の楽しみに残す事にして、今日の宿泊地に向けて出発です。

ナビにはとりあえず同じUtah州でここから約30mileのSt.Georgeをセットし、走りながら状況を見て今日の宿泊地を決める事にします。しかしここ数日長距離を運転する事が当たり前になっちゃっていて、St.Georgeは思いのほか近くて全然走り足りない内に到着しちゃったので、今日の内にLasVegasまで行っちゃう事にします。

Zion.N.PからLasVegasまで約158mile。主なルートはI-15を南に向かって走りますが、進むに従い交通量が増えてきます。それと先には砂漠の真ん中に広がるLasVegasが見えてきました。時間はもう6時前で暗くなってきたので、町の明かりがキラキラ光って綺麗です。

LasVegasへは今回で3回目の訪問で、地理は把握出来ています。別にどこに泊まっても良かったけど、何となく展望タワーで有名なStratosphere(ストラトスフィア)にする事にしました。LasVegasのホテルはどこもでっかいので、駐車場にクルマを停めてカウンターで手続きをするだけでも大変です。やっと手続きを済ませてから駐車場に荷物を取りに戻って、さらに沢山歩いて部屋に行ったらもうヘトヘトです。。。

暫く休憩して、夕飯を食べに出かけます。夕飯は2年前にも行ったParisというホテルのバフェにしました。バフェっていうのは各ホテルにあるビュッフェ?、要はバイキング式のレストランですね。色々な物が好きなだけ食べる事が出来るのでLasVegasではバフェの利用がオススメです。
1人なので黙々と食事して、それから向かいにあるBELLAGIOの噴水ショーを見ました。俺はあまりショー的なものって好きじゃないけど、この噴水ショーはとってもお気に入りです。ホテル前の人口の池で行われる無料のショーで、15分に1回行われます。昼間もやっているが、これは絶対暗くなってから見るべきです。と言うより昼間にやる必要は無いとまで言ってもいいと思います。行かれる方は是非是非夜に見てください。
2回分の噴水ショーを見てホテルに戻って寝ました。

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(23/09/04 BELLAGIO .LasVegas)

《23/09/04 Hurricane-LasVegas 170.6mile》

March 27, 2005

9/23(木)-10 ナローズ4

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(23/09/04 Narrows .Zion)

目の前に見えるのは、自分の立っている川と両脇にあるず~っと上まで続いている岩壁、あと上を見てもその壁と壁の間から見える空だけで、何か独特の雰囲気があり鳥肌がたってきました。スタートからほんの300m位進んだ所なのにもうこれです。Narrows 早くもオススメトレイルになりました。

川に入ってから日本人の女の子2人組を抜かしましたが、彼女達はここまではこないで折り返しちゃったみたいです。たいした距離じゃないのに勿体無いです。最低でもここまでは来る事をオススメしますね。

しかし川幅が狭くなるという事は水深の深い所が多くなる訳で、注意してルートを選ばないと深みにはまってしまうので気をつけて進みます。上の画像の所を過ぎると少し幅は広くなり、小さな陸地があったりします。

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(23/09/04 Narrows .Zion)

やっぱり水に足をつけていると冷えてくるようで、しかも両脇は高い山で太陽の光が届かないので、何だか寒いし人がいなく不安になってきました。
Narrowsは先はずっと続いており特にゴールがある訳でもなく、行く人は一日がかりで往復するらしいです。先に行くほど水深も深くなりずっと先では泳いで進む所もあるようです。なのでここらで折り返し帰る事にしました。

つづく

March 21, 2005

9/23(木)-9 ナローズ 3

到着した川原では多くの人が座って休んでいて、子供は川に入って遊んでいます。
でも『Narrows』はいよいよここからがスタートです。といっても道がある訳では無く、Virgin川の中に入って上流にさかのぼっていきます。

周りを見渡すとそこらに杖に丁度良い木の棒が落ちているので、なるべくまっすぐで握りやすい棒をチョイスして川に入ります。
しかし水が冷たい(>_<) 数m進んだ所でこらえきれず浅瀬に飛び出た岩の上で休憩しました。
こんなんで先にすすめるのか?ダメかもって思いながら、とりあえずあと10m位ガマンして進もうと水に足をつけると、先程までの頭に抜ける冷たさはなぜかすっかり無くなり、普通に歩けるようになりました。

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(23/09/04 Narrows .Zion)

下の石は、事前調査の通りとっても滑りやすく、またとっても不安定で油断するとこけそうになります。また、場所によっては水の勢いが強くバランスを崩しそうになります。
でもそんな時の為に杖代わりの棒を持ってきて良かったです。これから行く方、オススメです。

それにしても、川の中を歩くのは楽しい!!バシャバシャ夢中で歩いて行きます。

スタートして暫くは川の左右に僅かに陸地があったけど、先に進むにつれ両脇の岩山が左右に迫ってきて、ある所からは完全に山の壁の間に川があるだけになりました。

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(23/09/04 Narrows .Zion)

つづく

March 14, 2005

9/23(木)-8 ナローズ 2

今日2度目の園内奥へのバスに乗り、約20分で終点『Temple of Shinawava』に到着しました。
途中で乗り降りする人達もいますが、やっぱりこの終点で降りる人が多いです。中にはそのままバスに乗り続け、バスの中からの見学だけで済ます人もいます。

バス停から『Narrows』までは『Riverside walk』を歩いて進みますが、その入り口にも『Narrows』を歩く時は天候に注意する旨の看板がありました。今朝ビジターセンターで確認した天候は数日間晴れ続きですし、実際空を見上げても全く心配が無い青空なので、今日は大丈夫でしょう。

『Riverside walk』は殆どアップダウンが無く車椅子でも楽しめる舗装された道で、Virgin川沿いに歩く散歩程度のトレイルです。この公園でもっとも軽いトレイルの為か、子供から年寄りまで歩く人がとっても多く、彼らのペースに付き合うのは時間が勿体無いのでどんどん抜かしていきます。
いつもの事ですが、俺はアメリカにいるとなぜか異常にパワフルになります。さっきあんなヘビーな山登ってきたのに、まだまだ疲れ知らずでヤル気満々ですし。朝から肉食べてるからでしょうか?

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(23/09/04 Riverside walk .Zion)

超ハイペースの早足で、通常30分近くかかる道のりをほぼ半分の時間で歩き、Virgin川の川原に到達しました。

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(23/09/04 Narrows .Zion)


つづく

March 13, 2005

9/23(木)-7 ナローズ 1

続いて向かうトレイルはここZionN.Pを代表する『Narrows』という川の中を歩くトレイルです。

事前調査によると、川底はコケでとても滑りやすくなっていて、裸足では危険なのでぬれてもいい靴を履いて歩いた方が良いとの事でした。なので、もう捨てようと思っていたソールが取れかけのボロ靴を修理して、日本から遠くアメリカまで持ってきたのです。それとズボンも今履いているジーンズではぬれてしまうので、膝丈のズボンに履き替えます。それらはクルマに置いてあるので、まずはバスに乗ってビジターセンターを目指します。

駐車場に着いてみると、今朝ガラガラだったのがビジターセンター近くはほぼ満車です。やっぱり早起きは得ですね、何せ駐車場はデカくはじっこに停めると沢山歩く事になりますんで。
早速クルマに戻りズボンと靴を履き替え、バックも小さいものに替える事に。それと、もし転んだ時の事を考え、デジカメやパスポートなどぬれてはまずい物はジプロックにいれてカバンにしまいました。

準備が済んだらさっさとバスに乗ります。時間が勿体無いですからね。
向かうバス停は公園一番奥の『Temple of Sinawava』です。さすがこの時間になるとバスに乗る人もいっぱいでほぼ満車になります。でも次々にバスは来るので1台待てば座れます。

朝乗った時より陽が当ってて、景色がとってもいいです。

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(23/09/04 Zion museum .Zion)

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(23/09/04 Zion)

つづく

March 12, 2005

9/23(木)-6 エンジェルス ランディング4

では山頂の景色をお楽しみ下さい。

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(23/09/04 Angels Landing .Zion)

360°View

YosemiteN.Pに似てるなんて思ってましたが、左右に山が連なっている所を見るとここZionN.Pの方が男性的で何か神々しい雰囲気を感じますね。
下から見ると高く見えた『AngelsLanding』も頂上に立ってみると、廻りの山々に囲まれてずいぶん低い山だという事がわかります。

この北側にある『Observation Point』の方が標高は高いのですが、ここの眺めもとても素晴らしいです。それに何と言ってもあの狭い尾根をここまで登ってきたという達成感が味わえます。

山頂には20人位の人がいて、中には昼寝してる人や食事している人がいます。そりゃこんな所で昼寝なんて最高ですね。
それと驚いたのが沢山のリスがいる事です。ここを訪れる人達がエサを与えてしまっていたからか、リス達は全く警戒心なく足元をうろちょろしていて野生のかけらもないです。折角の絶景も、何か悲しいものを感じてしまいました。

暫く座って楽しみたかったのですが、荷物を下に置いてきてしまったのであまり落ち着けず、早々と下山を始めました。
しかし…登りより下りの方が断然怖いです(-_-;)
そのまま真下に落ちちゃいそうで。。。

何とか厳しいセクションを抜け、荷物も無事そのまま置いてありました。
ちょっと休憩して、バス停に戻る事にします。帰りも行きと同じ道であのスイッチバックも下っていきますが、途中でヒザがガクガクになってきます。

やっとバス停に着くとまだ昼頃だったので、楽しみにしていたもう1つのトレイルに行く事にします。しかし、その為の荷物はクルマに置いてあるので、駐車場に戻る事にします。

つづく

March 08, 2005

9/23(木)-5 エンジェルス ランディング3

さてさて、これからが『AngelsLanding』のトレイルのメインになります。
ここから頂上まではまっすぐ尾根伝いに登って行くのですが、その尾根の幅が狭いです。

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(23/09/04 Angels Landing .Zion)

さすがにこれを目の当たりにするとちょっと怖くなってきたので、休憩も兼ねて先を進んでいる人達を暫く観察する事にしました。先の道は、大きな段差や急な坂(ってか崖!?)はあるし、鎖につかまってよじ登らなきゃいけない所あったりでかなりハードそうです。

それにしても登っている人の殆どが、荷物を持たず手ぶらで登っています。改めて自分の周囲を見渡すと、そこここに荷物が置いてあります。みんなここに置いて山頂に向かっているんですね。
俺の場合、パスポートやカードなど全財産を持っているので、ここに置いていく事はとっても心配ですが、荷物を持っていると明らかに苦労しそうなのでパスポートだけ持ってあとは置いていく事にしました。
※これから行く方は、ウエストバック程度のバックを用意して、貴重品だけを持って登れるようにしておく事をオススメします。

去年ヨセミテのハーフドームを登る時に使った手袋をして、いよいよ山頂に向け出発です。気分は、エベレストで最後のキャンプから山頂に向かうアタック隊です。

出発して直ぐ左側が崖で鎖につかまって進んで行きます。降りてくる人もいるのでお互い譲りあいます。その後は左右の幅がメチャメチャ狭い所です。

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(23/09/04 Angels Landing .Zion)

↑の木の生えている所左右は直ぐ崖になっていて、普通に歩くだけでもスリル満点。

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(23/09/04 Angels Landing .Zion)

その後も鎖をよじ登ったり、大きな段差を乗り越えたり想像していた通りハードなトレイルです。滑り止めの手袋を持ってきたのは正解でした。足で支える事が出来なく、手でつかんだ鎖が支えになるセクションもあり、万が一手を滑らせるとお終いってなってしまいますんで。そんな所なんで写真もあまり撮る余裕がなかったです。

途中で白人のおばちゃん2人組に追いつき、会話をし手を貸してあげたりしながら登っていきました。
って言っても英語はあまり喋れないので、たいした事は喋ってません。「そこに足かけた方がいいんじゃない?」とか「スゲー景色だね」とかそんな感じ。

腕も足もつらくなってきましたが、だんだん勾配が緩くなって遂に山頂に到着です。

つづく

March 06, 2005

9/23(木)-4 エンジェルス ランディング2

暫し休憩の後、歩き出します。
休憩している間に数人に抜かれ、下を見るとさらに登ってくる人がいます。俺がひとりぼっちだったのはたまたまなんですね。しかし向こうの人達はとってもタフで歩くペースも速いのであっという間に抜かれちゃいます。道の勾配はとっても急なので歩幅を小さくとって、彼らのペースに惑わされずゆっくり登っていきます。ここがこのトレイル序盤でキツイ所ですね。

右にVirgin川を見ながらトレイルを登ってきましたが、ここからはAngelsLandingと隣の山の間の谷を進みます。周囲は見渡せないので景色は楽しめませんが、道の勾配緩くラクチンです。
しかし、この後が…大変です。。。
さすがのタフな向こうの人達も上を見上げて呆れてます。

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(23/09/04 Angels Landing .Zion)

どうです?このスイッチバック!そりゃもうスイッチバックっぷりは世界一でしょ。
このセクションは本当キツイです。勾配が急なんで目線が下になって登っていきますが、「もうずいぶん折り返したなぁ」なんて上を見上げるとまだ半分も登ってなかったりで…
とにかく歩幅を小さく一歩一歩ゆっくり進んでいき、やっとこ登り切りました。

たまらず休憩。太陽が高く昇ってきた事もあって暑い暑い。さらに1枚服を脱いで水分補給です。
まだ幅は広いですが、ここはもう尾根の上で両脇は垂直に切り立った断崖です。トレイルの脇に行ってみると

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(23/09/04 Angels Landing .Zion)

こんな感じです。画像右上にはバス停がありますが、とってもちっこいです。
んで、俺のいる所は

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(23/09/04 Angels Landing .Zion)

↑のオッサンがいる所です。誤って落ちれば450m下まで真っ逆さま。
450mって東京タワーの先端より120mも高いんですよね。もうスケールが違いすぎます。

つづく

March 02, 2005

9/23(木)-3 エンジェルス ランディング1

このZionN.Pに訪問の一番の目的が、『AngelsLanding』と言う山を登るトレイルを歩く事でした。

この「天使が舞い降りる所」という何ともたいそうな名前の山は、何が凄いって山のカタチ。それと頂上に登るトレイルです。どう凄いのかと言うと山自体がとっても平べったいんです。元々は普通の形だったのでしょうが、Virgin川により左右を削り取られてしまったようです。

トレイルヘッドから頂上までの高さは約450mとこの公園の他の山と比べるとそれほど高くはないのですが、トレイル途中から幅十数m程しかない山の尾根伝いに歩く事になり、トレイルのすぐ隣は450m下まで続く断崖絶壁で、もし足を滑らせればそのまま崖下まで落下とスリル満点です。高所恐怖症の人には絶対無理、高い所が好きなおバカな俺には相当楽しそうなトレイルです。距離は8㎞、時間にして4時間かかります。

何はともあれ今日は朝からこのトレイルを歩くつもりでバスに乗りました。数ヶ所の停留所の後、左前方にはいよいよこの『AngelsLanding』が見えてきて、次がトレイルヘッドのあるバス停『TheGrotto』である事をバスの運転手が早口でアナウンスしました。
この乗っているバスは2両編成になっており、今は前後あわせて50人位の人が乗ってますが、このバス停で降りたのは俺1人…やっぱりあんなトレイル歩く人いないのか?かなり不安にです。

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(23/09/04 The Grotto .Zion)

でもまぁZionN.Pへはこの為に来た訳だし、トレイルを歩き始めます。ここからみる山は迫力があって何だかかっこいいです。
出発して直ぐVirgin川の橋を渡って右に曲がります。あとは一本道でペースを考えながら進んでいきます。
暫くは川沿いの平坦な道続きますが、川から離れるとだんだん勾配のある道になってきました。しかし、ここから見てもあの尾根までどうやって登っていくのかわかりません。
しかも相変わらず周囲に人は居ません…

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(23/09/04 Angels Landing .Zion)

さらに進んでいくと隣の山の岩壁の真下まで来て、スイッチバックで急勾配な坂を登っていく事になりました。少し登った所で熱くなってきたので、服を一枚脱ぎ休憩する事にしました。既にここからの眺めも良く、道の脇に座って水分を摂りながら暫く休憩していると、下から人が登ってきました。誰もいなく不安だったけど、これで安心して登れます。

つづく

February 17, 2005

9/23(木)-2 ザイオン 園内へ

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(23/09/04 Zion)

空はもう明るくなってきているけれど、高い山に囲まれている為直接の太陽の光はまだまだ届かなくて外は寒いです。
ビジターセンターに行ってみると駐車場はまだガラガラで、センターすぐ脇のスペースにクルマを停める事が出来ました。水と昼食にする食料をカバンに入れて、先ずはビジターセンターで各トレイルの状況と天気予報を確認です。
大抵どこの公園もセンター内にホワイトボードがあって、そこに各情報が書いてあります。そして、さらに細かい事が知りたければ、レンジャーに質問する事が出来ます。たいして英語を理解出来ない俺にとって、彼らに話し掛ける事は躊躇してしまいがちですが、とっても親切に説明してくれるのでカタコトの英語でも何とかなるものです。ホワイトボードの情報によると、今日は全てのトレイルはオープンしているし、天気も数日晴れ続きの予報なので特に質問する事も無く、併設しているショップで各公園に来た時に買っている本を買ってセンターを出ました。

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(23/09/04 Zion)

センターすぐ横に園内循環バスの停留所があり、丁度1台出発待ちのバスがあったのでこれに乗ります。出発してすぐ1つ目のバス停(博物館前)で止まった後、一般車が乗り入れ出来ないエリアに入っていきます。それまでも左右にそびえていた岩山が、一段と巾を狭めて迫っておりバスからじゃ頂上が見えなかったりします。バスは、この景観を作り出したVirgin川に沿って、途中いくつかのバス停に停まりながら進んでいきます。バスの中から外を眺めているだけでとても楽しめて、これから歩くトレイルは期待出来そうです。

つづく

February 12, 2005

9/23(木)-1 スプリングディールで朝食

入国6日目
だんだん帰国日が近づき憂鬱になったりします。

今朝ももちろん早起き。気合を入れて4時半に起きました。さっさと着替えて荷物をまとめて10分程でZionN.Pに向け出発です。外はまだ真っ暗でとっても寒いです。モーテルのオフィスはまだ開いてなかったので、部屋の鍵を指定のポストに入れてチェックアウト完了。
朝食は、モーテルの周りを見渡してもまだ開いてる店が無さそうだったので、公園まで行きながら探します。

Hurricaneの町を出ると道は一切の明かりが無く周囲は真っ暗で、自分のクルマのヘッドライトだけが頼りです。東京にいると外で真っ暗な状況って絶対無いのでなぜかちょっと嬉しいです。ためしに走ったままライトを消して見ると…う~ん走っているのか停まってるのかわからない。って危険なのでやめた方がいいです。すれ違うクルマは殆ど無く、ハイペースに走って20分でSpringdaleに到着しました。

先ずは朝食を取りたいが、まだどこの店も開いてません。行動開始が早すぎたようですね。仕方なく一番早くオープンしそうな店の前で30分位待ち朝食にありつきました。
本日のメニューはポークソテー☆ ええ、朝からです。で出てきたのが、日本じゃ見た事ないでっかい豚肉のカタマリ。ウマー(゚д゚)でした。

牛・豚問わず日本のペラペラな肉と違って、こっちの肉って厚みがあってジューシーで肉の味がして大好きです。どうも日本で肉の評価は『柔らかい=オイシイ』ただそれだけで、肝心の肉そのものの味について気にしてないと思いません?まぁそんなにいい肉食べた事無い訳ですが…
それに比べてアメリカの肉は噛み応え十分で、肉の味(血の味)がしてウマイと思います。俺っておかしいのかなぁ~
とっても満足でチップを置いて、公園のビジターセンターに向かいます。

画像が無いです。。。

January 29, 2005

9/22(水)-11 ハリケーン

もう夕方で日が傾いてきたのであまりここに長居せずクルマに引き返し、先程見えたトンネルに突入です。中はやっぱり狭く真っ暗ですね。所々壁には穴が開いていて外の景色が見えるが、途中で停止してはいけないし1人運転しているので、殆ど見る事が出来ないのが残念です。
トンネルを出ると、『Canyon Overlook』では自分とほぼ同じ目線にあった岩山を今度は見上げる形になり、トンネル内でずっと下ってきた事になります。その後、数回スイッチバックを下る途中にクルマを停める事の出来るスペースがあり周囲を眺めますが、360度巨大な岩山に囲まれたその迫力には圧倒されます。写真を撮ろうにも兎に角でかすぎてとてもおさまりきれません。なのでここの写真は殆ど無いです。
西の方角を見るとアーチ状に岩が崩れている所『The Great Arch』があります。あのアーチの上がさっきいた『Canyon Overlook』ですね。

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(22/09/04 The Great Arch .Zion)

先へ進むと道は平坦になり、右にはZionN.Pの奥へ続く道が出てきます。ここは一般車進入禁止となっていて、明日はバスに乗ってこの中に行く予定です。そのままさらにまっすぐ先に進むと左側には立派なビジターセンターがあり、明日の為情報収集を先にしておきたかったが、残念ながら既に閉まっていたので、今日の宿泊予定地 Hurricaneへ向かう事にしました。

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(22/09/04 Visitor Center .Zion)

公園ゲートを出ると直ぐSpringdaleという町があり、レストランやホテルなどが並んでいます。Zion.N.Pに訪れるには近くてとっても便利な町ですが、事前に調べた所ではどのホテルも観光地価格で高いのでパス。

Springdaleを抜けて20mile約30分でHurricaneに到着です。
先ずは部屋を確保する為、メインストリートと思われる道を往復してモーテルを探します。ここには全米チェーンの安いモーテルが数件あったので、レートが安めなTravelodgeに決定しました。部屋は残念ながら2階だったが、部屋の水廻りや電気をチェックしてから荷物を運び、直ぐ今晩の夕飯を探しに行きます。マクドナルドやタコベルとかあったけど、今日はファミレス風の店で肉を食べる事に。があまり美味しくなく失敗でした。。。

今日は沢山歩いたしドライブもしてとっても疲れたので、フロにゆっくり浸かって早く寝る事にします。明日も朝は早いです。

《22/09/04 Escalante-Hurricane 236.1mile》

January 20, 2005

9/22(水)-10 キャニオンオーバールック

駐車場を出発しハイペースで歩いて約15分で『Canyon Overlook』というビューポイントに到着しました。そこは垂直に切り立った崖の上にあり、左右両脇は超巨大な岩山が壁のように奥の方まで連なっています。そして、その間にある谷底の先の方にはクルマが走っている道が見えます。今旅で今日まで見てきた景色はどこも岩がメインの荒野って感じでしたが、ここは緑に覆われた岩山で、昨年訪れたYosemiteN.Pの景観に近いかもしれませんね。残念ながらこの時間にこのポイントからは全くの逆光になってしまい、うまく写真を撮る事が出来ません。それにでかすぎて広角のレンズが欲しい所です。崖際ぎりぎりの所に柵があり、そこから下を覗くとほぼ垂直な壁が下まで続き、高い所が好きな俺もクラクラしちゃいます。

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(22/09/04 Canyon Overlook .Zion)

少し離れた所で暫く景色を眺めていたら、周囲の人が左の岩壁を指差して何かを言っているので、その先を見ると岩に人工的な穴が開いていて、中を何かが通っているのが見えます。よーく見るとクルマが通っているみたいです。

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(22/09/04 Canyon Overlook .Zion)

後でわかったが、このビューポイントへ向かう時に停めた駐車場の先にあったトンネルがこの岩の中を通っており、1920年代に作られ長さが約1800mあるらしいです。当然トンネルはその当時のサイズで作られている為現代のクルマにはとっても狭く、大型車が通る時は一時的に片側通行にして通しているとの事です。その為にトンネル手前にはゲートがあったんですね。

つづく

January 06, 2005

9/22(水)-9 ザイオン-マウントカーメルハイウェイ

『Checkerboad Mesa』の後も大きな岩の間を道は続いています。この辺りの岩山はどれも滑らかで曲線的な形で、地層がうねっているのが見られます。大昔に海の下にあった大地が隆起した跡なんでしょうね。そして先へ進むと岩をくりぬいた小さなトンネルがあります。もう、イチイチ楽しいです。

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(22/09/04 Zion-Mt.Carmel Hwy .Zion)

上の画像見てわかる通り園内の道路の舗装は赤い色をしています。これはなるべく自然の景色を破壊しないよう、園内の岩の色に合わせ目立たなくしているからなんですね。こういった気遣いもアメリカの国立公園は出来ていて嬉しくなります。

今回の旅行は訪れる公園の数が多く、とても全ての公園のビューポイントを把握出来ません。なので各公園の情報を、その前日夜モーテルで寝る前にガイドブック等で調べていたのですが、ZioN.Pは今日はただ通り抜けるだけで翌日見るつもりだったので、どこに何があるか全然把握してません。でも思ったより早く到着出来、ただ通り抜けちゃうのは勿体無かったので、Harricaneへの通り道で人がいる所について行ってみる事にしました。
暫く進むと何やらゲートがありその先にトンネルが続いています。そのゲートの横には駐車場があり、数台のクルマが停まっていて歩いている人がいたので真似します。

駐車場の直ぐ近くにビューポイントがあるのかと思ったら、崖際の険しい道が続き、オーバーハングした岩の下を歩いたりします。どこに行くんでしょうか?デジカメ以外何も持たずに来てしまい少し不安になってきました。

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(22/09/04 Zion)

つづく

January 02, 2005

9/22(水)-8 ザイオン東入園ゲート

UT-9を西に10mile程走るとZion.N.Pの東の入り口に到着します。

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(22/09/04 East entrance .Zion)

Zion.N.Pへの入り口は一般的にラスベガス方面から利用する南口が主で、やっぱりこっちはこじんまりした入園ゲートです。ゲートにいるレンジャーにArchesN.Pで購入した年間パスを提示するとパスポートの提示も求められ、ここでも「Do you need maps?(地図要る?)」って聞かれたのでもちろん「Yes]と答え地図と情報誌をもらいました。
前にも言いましたがこの地図と情報誌は必ずもらいましょう。この2点があれば園内での行動には大抵用足ります。また、公園によっては「Where are you from?(どっから来たの?)」や「Japanese?(日本人?)」などと聞かれる事もあるので、日本人である事を伝えましょう。そういった場合は日本語に翻訳した情報誌があるのでもらえます。

ゲートを過ぎて直ぐ正面には『Checkerbord Mesa』がそびえ、駐車場があるのでここに停めクルマを降りて見る事にします。この『Checkerbord Mesa』は斜面にマス目状の模様がついており、正にチェッカボードの様に見える事から名づけられています。多分タテの線は水が流れた跡で、ヨコは地層によってできたんでしょう、多分ですが。夕方だと太陽の位置が悪く逆光気味ですね。綺麗に写真におさめるなら午前中が良さそうです。

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(22/09/04 Checkerbord Mesa .Zion)

数枚写真を撮ってからクルマに乗り込み先へ進みます。道はこの『Checkerbord Mesa』の直ぐ真下を走り、通り抜けた所にもクルマを停めるスペースがあったのでここでもパチリ。

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(22/09/04 Checkerbord Mesa .Zion)

つづく

December 31, 2004

9/22(水)-7 ブライスキャニオンを出発

朝は寒かった『Sunset Point』もこの時間になれば暖かくなり、ポカポカのクルマの中で暫く休憩してから、今日の宿泊予定地でここから108mile離れた Hurricaneをナビに入力し出発です。明日は同じUtah州のZion N.Pを訪れる予定で、それならばゲートシティのSpringdaleに泊まれば便利なんですが、今旅今日まで観光地価格の高いモーテルばかりでここで少しでも宿泊費をおさえたかったので、Zion N.Pから 22mile離れ全米チェーンの安いモーテルがあるHurricaneを宿泊地としました。

Bryce Canyon N.Pのゲートを出たRuy's Innで給油後、左折しUT-12を西に向かい、突き当たったらUS-89を左折し南へ進みます。暫く走ると珍しく渋滞しています。

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(22/09/04 US89 UT)

これまで走ってきた経験上、アメリカでは都市部やそこへ向かうハイウェイ以外は殆ど渋滞がありません。あるとすれば、工事で片側通行になっているか事故が理由です。今回もどうやら先で工事してるらしく全く進みません。こっちの工事はやっぱりダイナミックで片側規制する距離も日本の比じゃなく数㎞にも及ぶ事があります。なので当然通行出来るよう待つ時間も長く、3年前グランドキャニオンからの帰りで工事規制していて、30分以上通行出来るよう待つ事になりました。でも他の並んでいる人はあまりイライラしている様子も無く、クルマの外に出て背伸びしてたりします。幸い今回は10分程で動き出しすんなり通り抜ける事が出来ました。アメリカの田舎道での渋滞の時は、ブレーキ踏みっぱなしじゃなくパーキングに入れて待ちましょう。じゃないと足疲れます。

その後牧場沿いのUS-89を進み途中Mount CarmelでUT-9を西へ右折します。このUT-9はこの先でZionN.P内を通っている為、通り抜けてHurricaneへ行く事になります。

つづく

December 27, 2004

9/22(水)-6 BCのオススメトレイル

『Sunset Point』に戻って来て、このBryceCanyon N.Pで予定していたポイントを全て見る事が出来ました。この公園もとっても楽しく、グランドサークルには絶対欠かせない公園ですね。ここを出発する前に、今回俺の歩いたトレイルを下記にまとめておきましょう。もし行かれる方は参考にしてみて下さい。

1. Sunset Pointをスタート
2. Navajo Loop Trail の右ルートで谷底へ(1.2㎞)
3. 道が3つに分かれるので右 Peekaboo Loop Trail 方面lへ(約0.7㎞)
4. Peekaboo Loop Trail を一周(4.8㎞)
5. 3の分岐点まで戻り Queen Victoria 方面へ(約0.7㎞)
6. Queen's Connecting Trail を Queen Victoria へ(1.6㎞)
7. Queen's Garden Trail を Sunrise Point へ(1.3㎞)
8. Rim Trail を Sunset Point へ(0.8㎞)
《合計》 11.1㎞ 約5.5時間

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見所が多い、というかずーっと見所みたいな感じなのでアチコチ見てると意外と時間が掛かります。途中に水を入手出来る所はないので、十分持っていった方がいいです。俺は2ℓ持ち全て飲んじゃいました。それと、このトレイルは山登りでは無く谷下り?なので、当然最後に登りが控えてます。向こうの人はみんな歩くペースが速いですが、それに惑わされず無理せずゆっくり景色を眺め楽しみながら歩きましょう。そうそう、写真もアチコチ撮りたくなるので、フイルムやメモリーは沢山用意しておいた方がいいです。

とにかく楽しいので、この公園でもトレイルを歩く事は必須ですね。

つづく

December 25, 2004

9/22(水)-5 ブライスキャニオン5

続いて『Queens Garden Trail』へ進みます。
このトレイルの先にはヴィクトリア女王の横姿に見える岩があり、さらにその先は崖の上『Sunrise Point』に続いています。暫くは平坦な道を歩き、途中13時頃になったのでトレイル脇の丸太に座り昼食にしました。

アメリカの国立公園ではよく見かける言葉に〝Keep wild life wild〟というのがあります。要は、自然は自然のままに、野生の動物は野生のままにと言う事ですね。この公園に限らずトレイルを歩いているとリスなどの野生動物を頻繁に見る事が出来ます。でも、彼らに無闇にエサを与えてはいけないのです。なぜなら、そうしてしまうと彼らは捕食する事をやめて人間の餌付け頼りになってしまう、そして餌が得られなくなるとそれまで出来ていた捕食が出来ず死んでしまうらしいです。
と言う事で、公園内で食事をする時はゴミはもちろんの事食べ残しも絶対残さないようにします。

その後、数十分で目的のヴィクトリア女王の岩に到着です。それがコレ。

IMGP1023.jpg
(22/09/04 The Queen Victorial.BryceCanyon)

思ったより小さく、「ふぅ~ん」って感じです。
でも彼女が見てる先、女王の庭はイイ感じです♪

IMGP1025.JPG
(22/09/04 The Queen Victorial.BryceCanyon)

その後は尖塔の間を縫って崖の上に向かって登りが続きます。しかしこのトレイルも尖塔の正に根元を通ったり岩に空けた穴をくぐったりで、遥か上だと思っていた崖上までの登り坂でもとっても楽しく、あっという間にこのトレイルの終点『Sunrise Point』に到着です。

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(22/09/04 Queens Garden Trail.BryceCanyon)

ここからクルマを停めた『Sunset Point』まで『Rim Trail』をこれまで歩いてきた尖塔群を上から眺めながらゆっくり歩いて移動。結局クルマに戻ったのは15時前、さすがに朝からずーっと歩いてきたので疲れ暫くクルマの中で休む事にしました。

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(22/09/04 Rim Trail.BryceCanyon)

つづく

December 23, 2004

9/22(水)-4 ブライスキャニオン4

『Peekaboo Loop Trail』はその名の通りぐる~っと一周出来るループ状になったトレイルで、『Navajo Loop Trail』から『Bryce Point』の崖下まで行き違ったルートで戻ってこれます。他の人達は右ルートを進んでいましたが、俺は左から歩いていきます。歩き始めは、周りは木で囲まれつまらない登りが続きますが、パッと開けると尖塔群が見え細長い尖塔や小さい尖塔などさまざまな形の尖塔の間をぬって歩いていきます。

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(22/09/04 Peekaboo Loop Trail.BryceCanyon)

いやー、このトレイル凄い楽しくオススメです。まず人が少なくゆっくり楽しめる事、また歩き進めていくと次から次に違った尖塔を見る事が出来、歩くのがとても楽しいです。しかし一つ欠点があります。このトレイルはホースライドのルートでもある為、所々に馬糞が落ちています。特にきつい登り坂では沢山落ちていて、呼吸が荒くなっているのにぷぅ~んと匂ってきます(>_<)

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(22/09/04 Peekaboo Loop Trail.BryceCanyon)

今旅前半の悪天候がウソの様にピーカンの青空の下、他の人とはたまにすれ違うだけでうるさい奴らもいないしとっても楽しいトレイルです。だんだん気温が上がってきたので小まめに水分補給をしながら歩き、距離にして8.85㎞約3時間で最初の場所に戻ります。
この『Peekaboo Loop Trail』は、見所多くとっても素晴しいトレイルです。

つづく

December 15, 2004

9/22(水)-3 ブライスキャニオン3

その後、『Bryce Point』より尖塔が密集した所が間近に見える『Inspiration Point』を見学。
次は『Sunset Point』で、ここからいよいよ尖塔群の間を通って谷底へ歩いて下りていきます。他の公園と同じ様にここBryceCanyonN.Pにも、数十分の短いトレイルから半日近く掛かる本格的なトレイルまで数種あります。今回は旅行前にネットで色々調べ、見所の多いトレイルを数本連続して歩く事にしました。
先ず最初に歩く『Navajo Loop Trail』のトレイルヘッドである『Sunset Point』の駐車場に9時前に到着、十分の水と簡単な昼食を持ってスタートします。歩き始めて直ぐ、トレイルは嫌って程のスイッチバックでどんどん下へ下って行き、その先は尖塔と尖塔の間に消えていってます。

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(22/09/04 Navajo Loop Trail.BryceCanyon)

しかし、スタートするタイミングが悪かったです。中国だか台湾の集団客が下っていくのと一緒になってしまいました。奴らは甲高いでかい声で何やらうるさく喋りながら歩いています。大してエライ事は言えないですが、他の人達はその場の雰囲気を楽しみながら歩いているのに、そこに無理やり割り込んでくるし、写真を撮ろうとしている人がいても気にする様子も無くその前を歩いてくるし、はっきり言って最低最悪です。例えそれらが奴らの国では当たり前の事だとしても、ここは奴らの国では無い訳だし、その場の雰囲気にあわせるのが常識なんじゃないですかね?他の人達に、あんな奴らと俺も同じグループと思われてしまってはたまったものではないので、まだ歩き始めたばっかりですが途中離れた所で待機です。幸い、奴らはちょっと下った所で写真を撮ってすぐに上に引き返していったので、時間のロスは少なく済みました。でも、日本の団体客もあんな感じなのかなぁ?だとしたら悲しいですね。

気を取り直してトレイルを下っていきます。下っていくにつれ巨大な尖塔の根元に近づき、改めてその大きさに驚きます。尖塔の間を通るトレイルは太陽の明かりが直接届かないので薄暗く、上を見上げても両脇に迫る岩の壁のせいで青空がすごく遠くに感じられます。

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(22/09/04 Wall Streetl.BryceCanyon)

しばらくそこを歩くと、尖塔の間に生えている有名なモミの木がありました。こんな日当たりの悪い所に根付き、日の光を求めて上に高く伸びているモミの木、そして光が周り岩の色が反射して赤っぽくなっているこの一帯はとても幻想的です。ここは必ず押さえておくべきポイントですね。

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(22/09/04 Navajo Loop Trail.BryceCanyon)

いつも思うのですが、国立公園はただビューポイントから眺めるだけではなく、必ず少しでもトレイルを歩く事が大切です。そうすれば色々な角度からの景色を楽しめるし、ここの様に素晴しい所に行く事が出来ます。

このモミの木を過ぎると尖塔の密集地帯を抜け少し広く開けた所に出ます。その先には道が3つに分かれているので、右の『Peekaboo Loop Trail』方向に進みます。

つづく

December 07, 2004

9/22(水)-2 ブライスキャニオン2

22日の続き。

『Rainbow Point』の後、UT-63に沿って並んだビューポイントを南から『Black Birch Point』『Ponderose Canyon』『Agua Canyon』『Natural Bridge』『Farview Point』と見ていきます。最初に見た『Rainbow Point』より高度が低くなり、太陽も高く昇って暖かくなってきたので、色々な形の沢山の岩が並んでいるのを見ているだけでとても楽しいです。

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(22/09/04 NaturalBridge.BryceCanyon)

次はこの公園の特徴である尖塔群が望める代表的なポイント『Bryce Point』です。さすがに駐車場に停まっているクルマが多く、人も多いです。俺も端っこにクルマを停めビューポイントまで数分歩いていきます。

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(22/09/04 BrycePoint.BryceCanyon)

このポイント、代表的な所だけあって景色は凄いです。
断崖の岬のように突き出した上にポイントがあり、その突端から望むと真下に尖塔が並び自分は空を飛んでいるかのようです。そして、尖塔群の数たるや恐ろしい程です。動物さえ迷子になるなんて言われていますが、それも納得です。この後断崖を下り尖塔の間を歩くのですが、どんな景色なのが今からワクワクしてしまいます。

ワイド画像

つづく

November 27, 2004

9/22(水)-1 ブライスキャニオン1

入国5日目

今日も朝早く5時起き。日の出はまだ先な事もあってかメチャメチャ寒いです。たいした服を持って来なかったので、持ってる長袖全て着込み、まとめた荷物をクルマに持って行く為外に出るが、とても9月とは思えない気温です。そばにあった水溜りには氷が張ってます(-_-;) ここではいつもの事なのかな?

モーテルのカウンターはまだ閉まっていたので、ポストにキーをいれチェックアウト。ここEscalanteではまだ店が開いてなさそうだったので、朝食は先に走って探す事にしました。ナビには、今旅3つ目の国立公園 BryceCanyonをインプット、50mile 約70分のドライブです。出発してすぐ東の空から太陽が出てきました。天気は良さそうです♪

森の中や両脇が牧場の道を30分程走るとCannonvilleという小さな町に入り、開いているレストランがあったので朝食を取る事にします。とにかく寒いのでこんな時は暖かいコーヒーがウマイです。どこにでもある卵2つとベーコンとポテトのセットを食べます。

そうそう、こっちでは卵の焼き方を必ず聞かれます。そんな時俺は下のどれかにしています。
・目玉焼き Sunny side up
・両面焼き Turn over
・炒り卵 Scrambled eggs
・オムレツ Omlet
他は知りません… ゆで卵とか指定出来るんですかね?

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(22/09/04 Cannonville UT)

食事を食べ終え外に出ると、すっかり日は昇り明るくなっているがやっぱり寒いです。もっと服を持って来れば良かったです。
まわりを山に囲まれた草原の中のUT-12を30分走ると、モーテルやストアやガソリンスタンドが集まっている交差点に到達。BryceCanyonN.Pへの入り口Ruby'sInnです。ここを左折、園内へ続くUT-63を先へ進みます。

UT-63を約3mile走ると公園のゲートが出てきます。2日前ArchesN.Pで買ったNational Parks Passを提示、入園料を払う場合と違ってパスで入る時は『Do you need map?』などと地図が必要か聞かれるので、必ずもらっておきましょう。入って直ぐ右側に立派なビジターセンターがあるので、いつもの通り情報収集にあたります。天気は数日晴れが続くようで、各トレイルも全てオープンしています。今回は数本のトレイルを続けて歩くので、トレイルマップを購入しました。まだ朝早い為かやってなかったが、公園を紹介する数分間のビデオを上映しているようです。

南北に細長い公園を北から入り、一旦南端まで行き北上しながら各ビューポイントを見学する事にします。園内の道は高原の道のようで、尖塔群は全く見えません。

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(22/09/04 UT63)

UT-63の終点『Rainbow Point』に到着、早速ビューポイントへ向かいます。ここからは、この公園の特徴である尖塔群が作られた断崖が並んでいる様子が分かります。

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(22/09/04 Rainbow.BryceCanyon)

ここからの眺めは、まだ尖塔が全く出来ていない所や平べったいフィン状になっている所、尖塔が出来上がっている所と、この公園が形成された過程を見る事が出来ます。ダイナミックさではCanyonlandsN.Pに負けますが、特徴的な尖塔は色々な形があり見ていて飽きません。それにしても、崖の下から吹き付ける風が冷たく、ゆっくり眺めてられないです。。。

つづく

Posted by ryo at 11:58 PM | コメント (2)

November 19, 2004

9/21(火)-5 キャピトルリーフ国立公園

Hanksvilleをそのまま通り抜け真っ直ぐ進む道は、2日前に走ったUT-261に繋がっているUT-95になってしまうので、引き続きUT-24を走れる様町に入って直ぐの交差点を右折し、西の方角へクルマを進めます。道の両脇には古いモーテルや商店が数軒並んでいるだけの、田舎の小さな町なのでものの数分で町を通り抜け、周囲はまた遠くに岩山の見える荒野になります。

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(21/09/04 UT24)

しかし、遠くに見えていた岩山も次第に近づいてきて、それまで真っ直ぐだった道もカーブが多くなってきました。町を離れ約25mile走ると、左右には高い岩山がそびえるCapitol ReefN.Pに入っていきます。

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(21/09/04 CapitolReefN.P)

Capitol ReefN.Pは、6500万年前の地殻変動と水の力で作り上げられた巨大な岩山が集まる公園で、園内をUT-24が横断しています。旅行前に色々調べた所では、UT-24をドライブするだけで十分この公園を楽しめるとの意見が多かったので、俺もそれにならい特に時間をとる予定にはせず、ドライブしながら楽しむ事にしました。
道の両脇にそびえる山はどれも超巨大で間近にあるので、クルマの窓から身を乗り出さないと頂上が見えない程の迫力です。こんな所ではオープンカーがいいでしょうね。それと夕方だった事もあってか、道は山で日が遮られどこも薄暗く、それとは対照的に山は夕日を浴びてキラキラ光って見えます。先に進むにしたがって山の形・色が少しづつ変化していき、それらを見ているだけでとても楽しめるドライブコースでした。でも、機会があればじっくりトレイルを歩きながら楽しみたいとも思いました。

公園を抜けると、Torreyと言う小さな町に到着しました。日は大分傾いていましたがまだ行けると思い、ここでは休まず左折しUT-12を南へ走ります。ここからはずっと山を登る道で、道の脇にはたまに放牧している牛がいたりします。道沿いに柵などなく、牛が横断していたりするので、あまりスピードを出す事は出来ません。でもさすがに牛達も慣れているようで、道を横断する時はちゃんと左右を確認しており、俺のクルマが目に入ると通り過ぎるのを待っています。

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(21/09/04 UT12)

山道も下りになる頃には日は完全に沈み、すっかり真っ暗になってしまいました。でも、ここまで来たら翌日楽に行動出来る様 Escalanteまで行きたかったので、ヘッドライトを頼りに30mile程走り、やっとの事でEscalanteの明かりが見えてきました。アメリカの田舎道は自分のクルマのヘッドライト以外の明かりは一切なく、1人運転していると心細くなってきて、町の明かりが見えた時は本当に嬉しかったです。

結局Escalanteには夜9時頃到着し、先ずは何はともあれ今晩のベット探しにかかります。この時点で疲労困憊だったので、レートは高めだったが最初に見つけたモーテルに泊まる事にしました。夕飯は、隣にあるカフェがまだ開いていたのでそこでピザを食べ、部屋に戻りフロに入る事にしました。がここで問題が…フロのお湯が最初は熱いお湯が出てくるが、段々ぬるくなり数分で水になってしまいます。最初に部屋に入った時にチェックはしたのですが、段々ぬるくなるなんて気付きゃしないです。部屋を替えるのも面倒だったので、そのまま寝る事にしました。

やっぱり無理して距離伸ばすのは良くないと分かった1日でした。真っ暗な中のドライブは、予想以上に疲れるし、後日知ったのですが明るければとても眺めの良い道だそうです。おまけにあまり写真も撮っていないのです…

《21/09/04 Moab-Escalante 130.8mile+222.2mile》

November 15, 2004

9/21(火)-4 モアブを出発

4時頃Moabに到着。
レンタカーのオフィスにラングラーをチェックインしに行ったが誰もいません。その場合は、カウンターにあるポストにキーと走行距離を書いた書類を投函すればよいらしく、短時間に簡単に返却出来ました。外に出るとまだ日は高いし、ドライブもしたかったので、クルマをグランドマーカスに乗り換えMoabを離れる事にしました。
翌日は、同じUtah州のMoabから直線距離で約160mile離れた、BryceCanyonN.Pへ行く予定です。なので今晩の宿泊地は、その公園になるべく近くかつこの時間からでも何とか行けそうな町Escalanteをナビの目的地に入力し出発です。が、Escalanteまでは直線的に行ける道など無く大きく北へ迂回するので、走行距離は220mile 時間にして約5時間掛かります。まあフリーの旅行なので、途中の町で泊まってもいいですしね。

Moabを出発、先ずはUS-191を北へ向かいます。今朝CanyonlandsN.Pへ向かう為左折したUT-313との交差点も通り過ぎ暫く走ると、それまで左右にそびえてた岩山が無くなりだだっ広い平地に出ます。

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(21/09/04 US191,UT)

左の方には何やら低く垂れこめた雲がありますが、後でここに突入する事になって分かりました。雨が降っているんですね、それも超大粒の土砂降りです。

約30mile先の突き当たりからは、I-70に乗り西へ向かいます。多分この辺りはアメリカでも特に辺鄙な所なんでしょう。インターステートの道沿いに建物は何一つ建っていなく、人が入った気配すらありません。こんな所でクルマが停まってしまっては大変な事なので、唯一インターにあるガソリンスタンドで給油も兼ねて、ボンネットを開けオイルやクーラントなどのチェックをします。さすがハーツのプレミアムクラスだけの事はあり、きっちり整備されていて安心出来るコンディションでした。
I-70を西に、途中スコールの様な雨を抜け30mile程でUT-24と交差するインターを降り(周囲に建物は1つもなし)、そのUT-24を南へ走ります。このUT-24、途中Hanksvilleまでは地図で見てもあまりカーブがなく直線的な道ですが、実際走ってみても本当に真っ直ぐです。今まで色々な道を走りましたが、その真っ直ぐっぷりは間違えなく1番で、40mile位ハンドルを殆ど切っていません。しかも1台もすれ違うクルマはなく、ナビが無ければ不安になっていた所でした。

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(21/09/04 UT24,UT)
ココをクリックで拡大View

40分程走るとそれまで65mile/h(確か)だった制限速度が、55m/hに落とすよう標識が現れその先では45m/hもっと先では35m/hという風に段階的にスピードを落とす事になり、HanksVilleと言う町に入ります。

つづく

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November 10, 2004

9/21(火)-3 キャニオンランズ3

ビジターセンターのすぐ手前に、これから走るつもりの『Shafer trail』が見渡せるポイントがあったので寄ってみました。

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(21/09/04 Shafer overlook.Canyonlands)

…なんじゃこりゃ~?崖にかろうじて道がへばりついている感じです。本当にこんな所走れるのだろうか?1人ハイテンションでビジターセンターに行ってみる事にしました。

センターの前にはMTBに乗った人が数十人いて、丁度出発する所でした。Moabのツアー会社で募集してるサイクリングツアーみたいです。
で、センターに入り朝話をしたレンジャーをつかまえ、トレイルのコンディションを聞いてみます。「トレイルは泥がひどくて走るのは大変だよ。しかも、まだ谷底は雨降ってるし、出来れば明日にした方がいいよ。」って言ってた気がします。いや、本当はもっと沢山喋ってましたが省略気味で^_^;
という訳で、ダメって言ってくれればまだ諦めがついたけど、何とも悩ましい返事です。行ってはみたいけど、1人だからスタックした時の事考えると怖いし、雨も今は止んでるけど何時また降り出すか分からないし… 残念ながら今回は諦めて、センター向かいにあるビューポイントから、谷底に伸びるトレイルを眺める事にしました。

次は何時ここに来る事が出来るのだろう?と泣きそうになりながらボケーっと30分位眺めてました。すると谷底からエンジンの音が聞こえてきたんです。よーく目を凝らして見ると遠く谷底からクルマが1台トレイルを登ってきてます。周囲が静かなので遠くのエンジン音も聞こえるんですよね。ずっとそのクルマ(ジープ リバティ)を追っかけて見ていると、ゆっくりですが特にオフロードにスタックする様子も無く登ってます。そして、そのリバティが俺の座ってるポイントのすぐ真下を通り過ぎると、今度は先程ビジターセンターで見かけたMTBの集団がトレイルを下って行き、サポートのピックアップトラックも後ろからゆっくりついて行っていたのです。
これらを見ると行けそうな気がしてきました。しかもいつの間にか雨雲は無くなり、太陽が出始めました。

これは行くしかないでしょ?という事でさっきまでの落込みはどっかへ行き、とにかく谷底までは行ってみる事にしました。トレイルへの入り口はビジターセンターから出口へ数分走った右側です。右折すると直ぐに舗装路は終わりよく踏み固められたオフロードになります。暫くは崖の縁ギリギリの所を走り、やがて先程上から覗いていたスイッチバックが見えてきます。

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(21/09/04 Shafer trail.Canyonlands)

画像ではその凄さがイマイチ表現出来ていないですが、実際は物凄い急な斜面に道が出来ていて、踏み外せば300m位真下まで転げ落ちていきそうでかなり怖いです。また、フラットだった道も進むにつれ、でっかい水溜りや雨水が流れた後であろう溝が出てきて狭い道でもコース取りに気を使う必要が出てきましたので、トランスファーを2WDから4WDのHIに変更して走行して行きました。

そしていよいよスイッチバックです。小さめなラングラーでも崖側に近寄り過ぎないように気を使う程道は狭くなり、勾配もとてもきつく、そのままではスピードが出てしまいます。オフロード走行ではスリップしない為にブレーキはなるべく踏まず、エンジンブレーキを使う方がよい事を知っていたので、4WDのLOWレンジにし1速か2速のみで下っていきます。

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(21/09/04 Shafer trail.Canyonlands)

ここでラングラーの素晴しさを体験しました。LOWの1速だと強力なトルクでブレーキを離すだけでどんな段差も登っていき、下りも強いエンジンブレーキのおかげでスピードコントロールが簡単です。また荒れた道でもクルマは揺らされますが、軽くハンドルに手を添えているだけで真っ直ぐ走ってくれます。昨日ピックアップが欲しいと思ったけど、やっぱラングラーも欲しくなっちゃいました。

でもそんなラングラーをしてもやっぱりこの道は怖いです。特にスイッチバックの切り返しの所で、崖の真下を向く時はドキドキしてしまいます。そして勾配が急なので切り返すごとにみるみる下っていき、肌寒かった気温も上がっていきます。1時間程走るとやがて周囲が開けてきて、『Shafer trail』の終点になります。ここではMTBの集団が休憩をとっており、俺も緊張して走っていたので意外と疲れ、クルマを降りて休憩としました。
ここで撮った写真、ラングラーのCMに使えそうですよね。

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(21/09/04 Shafer trail.Canyonlands)

道はここから二手に分かれており、予定では左手の『Potash road』を進みUT-279を走ってMoabに戻るつもりでしたが、それにはオフロードを今の3倍は走る事になりそこまで走る自信は無く状況も分からなかったので、引き返す事にしました。MTBの人たちはさらに先を進んで行きました。

帰りもLOWの1速で走ると、ラングラーはぐんぐん坂を登って行ってくれます。そして途中で違うMTBの集団とサポートのピックアップが降りてきたので、俺は広くなっている所で暫く待機しすれ違いました。みんな楽しいそうに挨拶してくれるので、俺も手を振って答えます。あの人達、ここに来るまでかなり走ってきたのにメチャメチャ元気で、関心してしまいます。俺も鍛えて、今度来たときはMTBのツアーに参加してみようと思いました。

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(21/09/04 Shafer trail.Canyonlands)

やっぱり登りも1時間程かかり、トレイルに行く前に眺めていた所に再度行ってみました。改めてトレイルを覗いてみてもやっぱり凄い道で、思い切って挑戦してみて本当に良かったです。時間は3時過ぎになっていたのでMoabに戻る事にしました。

つづく

Posted by ryo at 12:23 AM | コメント (0)

November 07, 2004

9/21(火)-2 キャニオンランズ2

『Grand View Point』の眺めはずーっと見ていても飽きない素晴しさですが、他のポイントも気になるしオフロードの状況も確認したかったので、次へ移動する事にしました。

先程走ってきた道を戻り途中左への道を左折、5mile先の『Whale Rock』へ向かいます。ここはその名の通りクジラの背中の様なツルっとした岩があり、その頂上までトレイルを歩く事が出来ます。ここも駐車場にはクルマは1台も停まってなく、この公園は昨日行ったArchesN.Pとは違って本当に人が少ないです。

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(21/09/04 Whale Rock.Canyonlands)

目指す頂上は↑の一番高い所。遠そうに見えますが片道15分程で登る事が出来、勾配はきついが所々手摺があり余裕のトレイルです。
頂上からの眺めは、まぁ普通に良いって感じです。決して大した事ない訳では無く、自分の感覚がマヒしてちょっとした絶景では驚かなくなっているんですね。

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(21/09/04 Whale Rock.Canyonlands)

この『Whale Rock』への道の先にもトレイルやビューポイントがあるが、つぎ来た時(何時?)の楽しみにとっておき、ビジターセンター方面へ戻ります。

次のポイントは『Mesa Arch』。この公園で『Grand View Point』に次いで人気があるらしく、さすがに10台程のクルマが停まってます。駐車場からは約10分歩くと、断崖の縁に立つアーチが正面に見えて来ました。

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(21/09/04 Mesa Arch.Canyonlands)

昨日沢山見たArchesN.Pのアーチに比べ決して大きくは無いのですが、それが立ってる場所が凄い所です。数百mある断崖の縁に辛うじて立っていて、何十年だか百年だか先には確実に崩れるらしいですが、見た限りは手で押すと今にも崩れそうに思えます。白人のオッサンがアーチの上に立って写真を撮ってましたが、高所好きな俺が見てても怖かったです。ここではアーチ越しの眺めを写真に撮るのがお約束で、俺もパチリ。

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(21/09/04 Mesa Arch.Canyonlands)

空がくもりなのが残念です。
その後崖の縁を歩きアーチを横から見ると、本当に崖ギリギリに立っている事が分かります。

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(21/09/04 Mesa Arch.Canyonlands)

クルマに戻ると既に昼近くなっています。ボケーっとただ景色を眺めているだけの時間が長かったので、見た場所は少ないですが意外と時間は経っています。昼食は買ってあったビーフジャーキーや菓子を運転しながら済まし、ビジターセンターに向かいます。

さらにつづく

Posted by ryo at 10:25 PM | コメント (0)

9/21(火)-1 キャニオンランズ1

入国4日目

またしても夜中に土砂降りの雨の音で目が覚めました。。。オフロード走行出来るのか心配です。

朝5時半起床、天候は小雨。朝食はモーテル近くのレストランで、卵2個のオムレツとマッシュポテトとステーキのセット♪、朝からがっつり食べます。

一旦モーテルに戻り荷物をまとめ、チェックアウトを済ましてしまいます。この旅の間ずっと借りているクルマ グランドマーカスはモーテルに置いたまま、オフロード専用車ジープ ラングラーに乗り込み、天気が回復する事を期待しCanyonlandsN.Pに向かいます。

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先ずは、MoabのメインストリートであるUS-191を北へ向かい、程無く昨日行ったArchesN.Pのゲートへの道を通り過ぎ約12mile、道を間違えた?と不安になって来た所でUT-313への交差点が現れ、これを左折します。ここからは長く登りの続く道を20mileで『Island in the sky』のビジターセンターに到着。
まずは情報収集にあたります。気になるのは、走りたかった『Shafer Trail』というオフロードの状況。しかしどこにもコンディションについて掲示していないので、つたない英語でレンジャーに聞いてみた所、まだ朝早かった為か「レンジャーが状況確認に行ってるよ。戻って来るまでまだ時間掛かるから、それまで他のビューポイント見てきな。」的な事を言ってたと思います。^_^;

と言う事で、レンジャーが薦める『Grand View Point』に向かう事にしました。雨はほぼ止んだが雲が低く、それと公園に入ってからの周囲の景色は決して絶景ではなくその気配すらないです。しかもすれ違うクルマは1台もいません。ビジターセンターから12mile走ると上記のポイントの手前に『Orange Cliffs Overlook』への案内板があったので、寄って見ました。クルマを駐車場に向けたその時、正面に見えたのは…

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(21/09/04 Orange Cliffs.Canyonlands)

思わず「うぉーー」って1人叫んでしまう迫力です。グリーン川が気の遠くなる位の年月を掛けて削りだした渓谷で、川自体はずーっと下を流れているので全く見えません。周囲に人は全くいなく、暫し数百mあるだろう垂直の崖の縁に座って景色を独り占めにしてました。聞こえてくるのは、風と鳥の羽ばたく音、それと自分の呼吸だけ。早くもこの公園が大好きになっちゃいました。気になるのは、この道の終点にある『Grand View Point』。名前ならしてここより凄いって事?

期待を持ちつつ向かうと、駐車場には3台程のクルマが停まっており、俺もクルマを停めビューポイントへ向かいました。数十m歩いた先にあるそこからの景色はと言うと、恐るべしキャニオンランズ!!って感じで、先程の景色以上の絶景が広がってました。

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拡大
(21/09/04 Grand View.Canyonlands)

このエリアを『Island in the sky』と呼ぶ正にその通りそこは天空の島で、垂直の崖の縁から眺めていると自分が空を飛んでいる錯覚を覚えます。雲が低いと思っていたのは、自分が高い所にいたからなんですね。
この景色は、右から流れてくるグリーン川と、左から流れてくるコロラド川が、ちょうど正面13km先で合流しており、それら川の力で作り上げたものとの事です。このスケールのデカさは、カメラなんかじゃ到底おさめられず、実際自分の目で見るしかないと思います。

その後、この『Grand View Point』から断崖の縁を歩く往復約1時間半のトレイルがあったので行ってみる事にしました。トレイル終点はこのIslandの先端でなかなかの眺めですが、それより歩いている間ずっと絶景が続いているので楽しいトレイルでした。

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(21/09/04 Grand View.Canyonlands)

つづく

Posted by ryo at 12:56 AM | コメント (0)

October 29, 2004

9/20(月)-5 アーチーズ後半

『Balance Rock』を過ぎた交差点を右折し、多くのアーチが集まるThe Windows Sectionに向かいます。
そして、その道の終点にある駐車場にクルマを停めると、いよいよアーチが見えました!しかも右にも左にも!!
先ずは1番近い『North Window』へと歩いて向かいます。ここは駐車場から近く又アーチが集中しているせいか人が多いです。アーチの真下から上を見上げると、自分の上に大きな岩があるという非現実的な景色に興奮です。暫しこのアーチを楽しみ、次に直ぐ右隣の『South Window』を見た後、それらの向かい側にある『Turret Arch』に行きます。ここからは先程の『North Window』と『South Window』が一度に見る事が出来ます。
この景色、何かに見えません?

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(20/09/04 Spectacles.Arches)

真ん中に立つ三角の岩を鼻と見立て『The Spectacles』つまりメガネと呼ばれています。
どうです?見えるでしょ?

次は駐車場を通り越し『Double Arch』です。映画インディージョーンズでも使われた事があり、前述のより巨大で綺麗です。これはもう立派な作品と呼べる程の素敵さです。もちろん2つのアーチの間へ登って行く事が出来、そこは真上と2つのアーチを通して青空が見え、音は反響する不思議な空間でした。ここでもかっこよく見えるポイントでその姿を暫く堪能しました。

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(20/09/04 Double Arch.Arches)

…とここで時計を見ると15時を過ぎていたので一旦Moabに戻り、16時から借り出しのもう1台のレンタカーの受取り手続きを済ませ、すぐに園内に戻りました。が予想以上に手続きまで待たされたので、世界一長いアーチと言われる『Landscape Arch』などが集まる『Devils Garden』に行く時間が無く、日も傾き始めていたのでこの公園で一番の楽しみだった『Delicate Arch』に向かう事にしました。

『Delicate Arch』へは駐車場から片道2.4kmの長い上り坂の続くトレイルを歩かなければ間近に見る事は出来ません。ここを最後に行く事にしたのは夕日に照らされるアーチを見る為で、当然日没後に駐車場へ戻る事になるので、ライトを持って行きます。また万が一の事を考え、多めの水や食料もバックに入れておきます。
トレイルは、スイッチバックを越え大きな岩盤の上をひたすら登り、砂場もあったりで変化に富んだコースで、ジムで足腰を鍛えていた俺は軽く汗をかく程度で余裕でしたが、途中で抜かした日本の女の子3人組はトレイル半ばでぐったりしてました。早足で登っていくと、次第に岩の壁がトレイル右側の視界を遮るようになり、そこを抜けると突然『Delicate Arch』が姿を現します。

既に夕陽に照らされ赤みがかったアーチは、一目見て全身に鳥肌が立つ素晴しさです。そして何と言っても驚くのは、他のアーチと違って完全に自立している事。どうやって自然はこんなアーチを作ったのか不思議でならないですね。

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(20/09/04 Delicate Arch.Arches)

ここでもアーチの真下にも行って見ましたが、その正にデリケートな姿のアーチと多くの人がこっちを見ている事で、真下に立つと意外な緊張感があります。暫し色々な角度からのアーチを眺めている内に、いよいよ赤みも濃くなって来たのでゆっくり座ってサンセットを楽しみました。いやー素晴しかったです。

そして日が落ちると周りの人がぞろぞろと帰り始めるので、俺も降りる事にしました。かなりのハイペースでトレイルを下りても、駐車場に着く頃には暗くなっていたので、トレイルに自身の無い方は必ずライトを持って行った方がいいと思います。

夕飯は、公園からの帰りの途中にあったデニーズで今旅初のステーキを食べ、モーテルに戻ってからは洗濯をして寝ました。
今日は本当に盛り沢山で楽しい1日でした。

《20/09/04 Kayenta-Moab 294.2mile》

Posted by ryo at 11:55 AM | コメント (0)

October 27, 2004

9/20(月)-4 アーチーズ前半

という訳で、必要な荷物をまとめてArchesN.Pに向かいます。

まずは公園入り口のゲートで入園料を払います。今旅はここも含め4ヶ所の国立公園に行く予定で、合計の入園料と年間パス(National Parks Pass)が$50と同額だったので年間パスを買いました。パス購入時にはIDが必要で、また、それ以降入園時にもIDの提示を求められたりなかったり…でも基本的には必要です。
ゲートでは地図と情報誌をもらえますので、必ず目を通しておきます。基本的にその地図さえあれば各ビューポイントの位置は把握出来ます。

ゲートを抜けたら先を急ぎたい所だが、すぐ右にある現在は仮設小屋のビジターセンターに行きます。センターでは、各ビューポイントの状況や天候などの情報が掲示されており、より詳しい情報やオススメのトレイルなどをレンジャーから教えてもらったりも出来ます。(俺の英語力では無理ですが…)ここで必ず確認しておきたいのが、日の出と日没の時間。ビューポイントでのサンセットを眺めたい場合には、日没時間とトレイルの所要時間から逆算すれば、いつトレイルを出発すればよいか分かりますからね。また、日の出時間は翌日の行動開始時間を決定する重要な判断基準になります。
必要な情報を収集し、いよいよビューポイントへ向かいます。

急勾配のスイッチバックを登ると、ぱーっと周りが開けてまもなく、1ヶ所目のポイント『Park Avenue』が左側にあります。ここは巨大で薄い岩が立ち並び、あたかも大きなビル群が建っている様に見えます。ニューヨークのビルの谷間の道の名前に由来しているらしく、納得のネーミングでした。

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(20/09/04 Park Avenue.Arches)

さらに次へ進みます。
『Park Avenue』の右を抜け左カーブを曲がると、正面には3人が寄り添って話をしている様に見える『Three Gossips』、右には『Courthouse Towers』などが見えてきます。
しかし残念なのは、これらの岩はどれも巨大でビューポイントからカメラを向けてもファインダーに到底収まりきらず、その迫力をうまく表現出来ません。もっと広角レンズのカメラが必要なんでしょうね。

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(20/09/04 Three Gossips.Arches)

さらに奥へとクルマを走らせると、公園のほぼ中央に立つ『Balance Rock』に到着します。ここは、次回紹介する『Delicate Arch』と並んで当公園で欠かせないポイントで、その名の通りでっかい岩がバランスをとって立っています。ここは、岩の下をぐるっと歩く事が出来、真下から見る岩は今すぐにでも落ちてきそうだと感じます。実際、この隣に小さいが同じ様な岩があったのが、1976年の嵐で落ちたらしいです。(画像中央の少し盛り上がっているのがその残骸です)
でも、それらを作り上げるも壊すも自然の力であり、人の手で現状を保つのではなく景観の変化を楽しめばいいだけですよね。

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(20/09/04 Balance Rock.Arches)

アーチ状の岩はまだ全く出てきませんが今日の所はここまでにします。
次回につづく

Posted by ryo at 11:30 PM | コメント (0)

October 23, 2004

9/20(月)-3 モアブまで

20日は今旅一の盛り沢山な日、まだ続きます。

崖を登ると先程までの荒野から、すっかり高原のような景色になったUT261をドライブ。この道を走るクルマは少ないらしく対向車が全く来ません。まぁあんな断崖に続いている道ですからね。結局20mile程一台ともすれ違わないまま終点に到達し、そこからはUT95を右折し東へ向かいます。
このUT95はダイナミックなアップダウンが続きドライブしてなかなか楽しい道です。地形の違いがあるのかも知れませんがやたらトンネルや橋を作る日本と違い、アメリカの道は自然の地形をそのまま生かしてその上に道をどーんっと引いてあるので、アップダウンが激しいです。直前まで行かないと先が見通せない下りがあったかと思うと、次は壁のように立ちはだかる登り坂。でも、4.6LV8のグランドマーカスは余裕で登ってくれます。こんな道を、日本で待っているカマロ君で走りたい…
しかし残念なのはそのダイナミックな道の様子が写真で表現出来ない事。ウデの問題かもしれないですが。

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(20/09/04 UT95)

その後US191に突き当たり、ナビの指示通り北に向かいます。さすが先程までの州道と違って国道は交通量は多いですね。
それにしてもココに限らずアメリカの田舎道を走っているクルマはピックアップトラックの多い事。色々な荷物を積んでいるピックアップやトレーラーを引いているピックアップ、最新のラムから70年頃のC-10まで、さすが全米で一番売れているクルマがピックアップであるだけの事はありますね。ピックアップ1台欲しいです(^o^)
暫く走ると、ず~~っと真っ直ぐの道がありました♪下の写真では先が見えないですが、さらに真っ直ぐ続いています。

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(20/09/04 US191)

このUS191を75mile一気に走りMoabに到着。
天気は快晴になりました♪

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(20/09/04 US191.Moab)


ここMoabは、ArchesN.PやCanyonlandsN.Pの2ヶ所の国立公園のゲートシティとして栄えておりモーテルもたくさんあります。メインストリートは、オッサン達が自慢のジープやハイリフトのピックアップなどオフロード車で走りまわり、道沿いにハマーやATVのレンタルショップやラフティングツアーの募集をしているショップが並んでいて、何か浮かれた気分が漂う町です。この感じ、人の数や規模は違えどLas Vegasに似ていると思いました。LVがカジノやショーなどの人工的な遊びの町なら、Moabは自然の遊びの町。かなり気に入りました。

町に入ってまずはピザハットで昼食を取り、メインストリートを1往復しながらモーテル探し。
俺はここMoabでオフロード走行用にThriftyでレンタカーの予約しており、そのオフィスになるべく近いモーテルが便利で良いと思ったので、先ずはThriftyのオフィスを探す事にしました。するとオフィスは1軒のモーテル内にあったので、今晩の宿は高いがそのモーテルに決定。

荷物を部屋に移し必要な物だけカバンにつめ、次の行動開始!
いよいよ1つ目の国立公園 ArchesN.Pに向かいます。

Posted by ryo at 06:06 PM | コメント (0)

October 18, 2004

9/20(月)-2 UT261

GoosenecksS.Pの興奮もさめやらぬまま、ナビの目的地をMoabに設定しUT261を北の方角へ走ります。すると先には断崖が見えてきました。しかも左右一杯に立ちはだかっています。

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(20/09/04 UT261)

…数分後
もう断崖は間近です、この道はトンネルに続く?

IMGP0682.jpg

あ!看板がありました。

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『1mile先 10%の勾配で、時速5mileで、スイッチバックが続き、狭い悪路』…らしいです。
どうやらこの断崖を登るみたいです。

…って本当は知っててあえてこの道を選んだのですが、実際行くとびっくり!
もう少し小さな崖を想像していたので、まさかあれじゃないだろうと直前まで本当に思ってました。こんな崖に道を作る気が知れないですね。
かなりの緊張感を持ち実際坂道に差し掛かると、路面はしっかり固められているので普通車でも走れ、心配だった前日までの雨の影響は殆ど無く一部小さな水溜りがある位でした。道の広さも所々狭いですが概ね十分な広さがあります。考えてみればこっちと日本の道の大きさの基準が違うんですよね。確かにアメリカにしては狭い道かもしれないですね。但し路肩を仕切っているガードレール等はなく、簡単に盛土してあるだけなのでそれなりのスリルは味わえます。

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そして、その景色は素晴しいです。暫く登ると先程いた所が遥か下に見えます。

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崖を登り切ると舗装路に戻り、周囲はそれまでの荒野から一変し低い樹木が茂る緑地へ変わっており、少し雨も降っています。また気温も明らかに低くなり、明らかに環境が変わっています。

MVやGoosenecksS.Pから北へ向かう時は、遠回りでもこの道を走る事をオススメします。
が、このUT261の今現在の俺の印象は意外と薄いのです。なぜか?翌日にはこれを超える迫力の道を見てしまったから…
その事は後日紹介します。すんごいですよぉ~

Posted by ryo at 11:35 PM | コメント (0)

October 16, 2004

9/20(月)-1 グースネック

入国3日目

朝7時起床。
今朝はここKayentaからMVを通り過ぎた所にある絶景スポットで写真を撮りたいので、朝日が出るこの時間まで旅行中にしてはゆっくり寝れました。
気になる天候は…雨は降っていないが相変わらず空は低い雲に覆われてます(-_-メ)しかし行く方向は一部晴れ間も見えているので、朝食をモーテルのコンチネンタルブレックファースト※で済ませ、期待を持ちつつ出発。

目指すスポットは、昨日MVに向かう時に走ったUS163上のどこか。おおよその場所しか知らず、しかも進行方向とは逆を望む形になるハズです。先ずは昨日入ったMVの入口を通過しユタ州に入る。後はミラーで景色を確認しながらのドライブです。
途中、ここか?と思う所があるが車を停めて望むもどうもしっくり来なくもっと先な気がする。そんな事を数回繰り返して遂に見つけました。
それがこれ。

IMGP0653.jpg
(20/09/04 US163)

どーです?かっこいいでしょ!(^_^)
昔マルボロのCMで使ったらしいので見覚えのある方もいると思います。MVのビュートが日影なのが残念ですが、素晴らしい景色です。
しばし堪能し次の目的地に向かいました。

今日はMoabに宿泊予定でこのままUS163からUS191へと行った方が早いのですが、Goosenecks州立公園に寄る為途中でUT261へ左折しその先でさらにUT316へ左折します。UT316を数十分走ると終点になり、そこがGoosenecksS.Pです。ここは入園料が不要でビューポイントが一箇所あるだけの小さな公園ですが、その眺めは迫力満点です。何が見えるのかと言うと、目の前で川が蛇行しているのです。

GoosenecksS.P image
↑をクリック

あまり写りが良くないのですが、左から右に川が流れていてその間に何と3回もUターンしているのです。ナゼこんな流れになるか不思議ですよね。
正直ここはあまり期待はしていなかったのですが、一目で気に入りました。その景色は大迫力だし、訪れる人が少ない為静かに川の流れる音を聞きながらゆっくり楽しむ事が出来ます。この時も俺以外もう1組で、お互い少し離れて無言で眺めてました。ここは必須の立ち寄りポイントですね。

その後、UT316をUT261へ戻り北へ向かいます。


※コンチネンタルブレックファーストは、モーテルが用意する簡単な朝食の事で大抵のモーテルでサービスしています。もちろん無料で パンとフルーツとシリアル、それと飲み物がカウンターの近くに置いてあって、好きなだけ取って行っていいのです。俺の場合、朝の出発が早くサービス時間外な事が多くあまり利用していないです。

Posted by ryo at 09:55 PM | コメント (5)

October 07, 2004

9/19(日)-2 モニュメントバレー

外は相変わらず雨が降っているがまだ明るい。
このまま部屋に居ても仕方ないし明日も雨の予報なので、ダメ元で今旅1つ目の目的地Monument Valley(MV)に行ってみる事にしました。
MVは、赤茶けた荒野に巨大な岩(ビュート:残丘)がそそり立っている地域で、その名前は知らなくても風景は見た事ある人多いと思います。ここはネイティブの居留地内なので正確には国立公園ではありません。昔TVで放送していたエアーウルフの基地、って言えば分かる人います?

モーテルのあるKayentaからUS163を北に数十分走ると、雲に上部が隠れた岩山が見えてきて俺のテンションは上がり気味。途中案内板通り右折し暫く走るとMVのゲートに到着。入園料5$を払い、先ずはビジターセンターに向かいました。
ここからの景色は絶景なハズだが低い雲に覆われて何も見えない…
暫く併設の店やら展示物を見て再度外に出てみると少しづつ天候は回復方向に。

当初の予定では、バレー内の未舗装路を自分のクルマでまわりつつ見学するつもりでいましたが、雨で道の状況は最悪。明日に出直すかしばらく悩み、結局Navahoの人が運転するクルマに同乗するバレードライブに参加してみる事にしました。(35$とかなり高め)
クルマはおんぼろなダッジのピックアップで、そのベットに簡単なイスと屋根がありそこに座って約1時間各ポイントを廻ります。さすがにこの天気で乗る人は少ないらしく、16人座れる所に俺とフランス人3人組だけ。道はずーっと泥んこで途中道を川が横断していたりで、自分のクルマで来なくて良かったです。それにしても揺れる揺れる。フランス人はそれが楽しくなってきたらしく、3人で大爆笑。俺もつられて笑ってました。

まず最初のポイントはジョンフォードポイント。映画監督ジョンフォードが好んで映画撮影に使った場所らしいが、その絶景は雲で全く見えない…
仕方なく最後にもう一度寄る事にして次へ移動開始。

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(19/09/04 MV)

暫く走ると今まで低い雲に覆わて真っ白白だったのが少しづつ天候は回復していき、次第に巨大なビュートが姿を現し始めました。その大きさたるや、とてもカメラでは押さえ切れないです。
そして天気はさっきまでがウソみたいに青空に(^_^)v
その後色々な形のビュートや穴がぽっかり空いた岩を見て廻りました。帰りには再度ジョンフォードポイントに寄ってもらい、日が傾き始めていて写真はうまく撮れなかったが、その景色はスバラシカッタです。

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(19/09/04 MV)

そして、そこからビジターセンターの帰りは、夕日に染まるビュートを見る事が出来、本当に感動でした。青空のMVもいいが、夕方が断然オススメです。

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MV04.jpg
(19/09/04 MV)

結果的にバレードライプに参加したのは大正解でした。聞く所によると、晴れの日のバレードライブは埃がひどいらしく、天候もコレで良かったのかも知れないです。
ビジターセンターに戻ると辺りも真っ暗になって来たので、モーテルに戻る事にしました。夕食はBager Kingで楽しみだったステーキバーグを食べるが、ワッパーの方が美味かったです。

《19/09/04 Needles-Kayenta 440.3mile》

Posted by ryo at 05:18 PM | コメント (1)

October 05, 2004

9/19(日)-1 ルート66

入国2日目

っとその前に…
夜中に外がとてもうるさく起きちゃいました。
や~な予感を持ちつつ外を覗くと…雨 ってか嵐じゃん(-_-;)
観光どころか移動出来るのかも怪しげな程。。。
まぁ今考えても仕方ないので、睡眠継続。

で朝、5:00に起床。
早速外を覗いてみると、まだ暗いですが雨はやんでいて一安心。
自分のクルマの隣にはキャデのドゥビルが停まっていたが、やっぱグランドマーカスでかいですね。

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モーテルをチェックアウト後、辺りに朝食の取れそうな店は開いてなく、隣のガソリンスタンド併設のコンビニで食料調達しました。ナビに目的地をKayentaと入力し昨日に続きI40を東に走り初めて程なく、カリフォルニアとアリゾナとの州境にさしかかり、アリゾナへ突入。今日はアリゾナ州を東へほぼ横断です。
そして約1時間で途中の町Kingmanに到着。I40を下り給油し、SUBWAYでサンドイッチを購入。『パンの種類は?』『ソースは何にする?』とか色々聞かれ大変^_^; SUBWAYは英会話上級編ですね。

ここからは時間はかかりますが、I40と平行に走る道Route66を走行します。
この道ご存知の方もいるとは思いますが、インターステーツが出来る以前はシカゴとLAを東西に結ぶ大動脈で、マザーロードと呼ばれています。その後、より早く安全に走行できるインターステーツが開通した事で、R66は各地で分断されロクにメンテナンスもされなかったが、ここ数年は観光資源として見直され始めた事で各地で再整備されているらしいです。
ここKingmanからSelingmanまでのR66(約100mile)は以前も走った事がありますが、とても景色が良くかつての雰囲気を感じさせてくれる小さな町並みが点在しており、また道も整備されています。時間がかかっても走る価値があると思います。

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(19/09/04 R66)

心配だった天気は、雲は多いが何とか持ちこたえてくれ写真を撮りつつI40との合流点Selingmanに到着し、ここからは再びI40に乗りFlagstaffを目指します。が途中で雨が降り始め途中で豪雨に変わりました。激しい雨の中走行しFlagstaffからはUS89→US190と乗り継ぎ、本日の宿泊予定地Kayentaへ向かいます。途中からはアメリカ国内にあるネイティブの国Navaho居留地に入りますが、これといって特に変わった所もなく走行。

15:30頃Kayentaに到着、雨は少し小降りになってました。早速モーテルを探すもHoliday Inか昨日も泊まったBest Westernしか見つからず、両方お高め(-_-;) 安上がりに済ましたかったが仕方なくBest Westenにしました。(Holiday Inはもっと高い) チェックインを済ませ部屋に向かおうとしたら、カウンターのおばちゃんが『今は○時ヨ』と言っており、なぜ時間を?と最初は理解できなかったのですが、日本で見たガイドブックを思い出し納得。ここNavaho居留地や隣のユタ州はサマータイムを採用しており、今までいた所より1時間時計を進める必要があったんですね。
って事で今は16:30。

これから何しましょ?

Posted by ryo at 11:20 AM | コメント (3)

October 04, 2004

9/18(土)-2 I40をニードゥルスへ

I15とI40の分岐点Barstowに入ると、先ずはお気に入りのIn-n-outでハンバーバーを食べました。このIn-n-outは、西海岸の3州にあるファーストフードで他店と比較にならないくらいとーってもウマイのでいつも楽しみにしています。もし行く機会があったらぜひ食べてみて下さいね。今回も大変おいしゅうございました。

ここで食事をしながら先のルートの地図を眺めていたら、夕方5時前でもまだ日は高い所にあるし、今までの移動の疲れもあまり感じていなかったので、本日の宿泊地をここBarstowではなく140mile離れたNeedlesにする事にしました。この辺が自由な旅のメリットですね。

クルマに戻ると早速ナビに目的地Needlesを入力。といっても、道はI40の一本道でナビなんて必要ないんですけどね。
今まで走っていたI15比べNeedlesへ向かうI40はぐっと交通量が減り、自分のペースでゆったり走れるようになります。また道の隣には線路がありディーゼル気動車が貨物を引いて走ってますがコレもダイナミックです。コンテナを2段積みした貨車を信じられない位たくさんつなげて走っています。初めて見た3年前はビックリして、思わずクルマを停め何両あるのか数えてみました。『1,2、3…30、31…75,76…99、100!、101…』結果115両(@_@)
これだけよく繋げるものです。この貨車とトラック輸送が安いアメリカ国内の輸送コストに繋がっているんでしょうね。

IMGP0443.jpg
(18/09/04 I40)

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(18/09/04 I40)

しかしNeedlesは遠かったです。。。
走れども走れども町は全く見えず、日はだんだん傾いて辺りが真っ暗になった頃やっとNeedlesに到着しました。流石に入国当日に270mileの走行はきついですね。でもこの日頑張って距離を伸ばした事で、その後の工程に余裕が生まれました。
兎に角直ぐに休みたかったので町に入って一番最初にあったBest Westernというモーテルを今晩の宿としました。Best Westernは全米チェーンのモーテルでは高めですが、今まで泊まった事も無かったのでヨシとしました。やっぱ高いだけあり部屋は綺麗でしたが、俺には勿体無いですね。『もう使う事はないなぁ』なんて思ってたら、翌日もBest Westernだったんですけどね(^_^;)

旅行中は明るい時間をフルに活用したいのでいつも早起きしており、明日も5時起きなので風呂に入ってとっとと寝る事にしました。
一つ心配は明日走る方向が厚い雲に覆われ雷が光っている事…

《18/09/04 LAX-Needles 275.7mile》

Posted by ryo at 04:15 PM | コメント (0)

October 03, 2004

9/18(土)-1 入国

アメリカ到着初日。
12:50にLAXに到着後、いち早く入国審査へ向かいとっとと入国手続き終了。レンタカーもスムーズなチェックアウトが出来、14時過ぎには走りだしてました。全てが順調でしたね。

今日と明日は完全な移動日。
2日間でアリゾナ州の東端Kayentaまで約650mile(1040km!)走ります。
ナビにはLAとラスベガスの中間地Barstowを目的地と入力し、ナビの指示に従って走行。空港近くからインターステート105号(I105)に乗り、I605→I210→I15と時速75mileで乗り継いで行きます。LAは本当にホンダやトヨタなど日本車が多く、その中で走るグランドマーカスはすごくでかく感じました。

IMGP0431.JPG
(09/04 I210)

それにしてもアメリカの道は本当に走り易いですね。途中8車線あったりで初めての時は驚きましたが、表示板他案内がとてもわかり易いし、左右関係なく追い越しをかけますがウインカーを出せば大抵譲ってくれます。よっぽど日本で走る方がイライラします。また、ナビが驚くほど正確で、インターまでの距離や到達時間が寸分の違いも無く表示されていました。コレいいです。

I210からI15に乗り継ぐと次第に長い上り坂になります。この坂はかなりの勾配でトレーラーなどは一番右の車線をゆっくりと上っていきます。そしてV8はやっぱり余裕の走りをしてくれ、選んだ甲斐がありました。この坂を上って下るとモハビ砂漠地帯に入って行き、いよいよ見渡す限り荒野の中の真っ直ぐな道に変化していきます。
ここでクルーズコントロールをオンにし、アクセル操作はクルマに任せる事にしました。当然メーターを見ながらアクセルの調整をする必要がなくなり、疲労度が全然違ってきます。しかもこのクルマのクルコンはとっても優秀で、カマロのと違ってスムーズなアクセル操作でした。さすが新しいクルマは違いますね。

荒野を走る事約2時間、1日目の宿泊予定地Barstowが近づいてきました。

Posted by ryo at 09:59 AM | コメント (0)

September 18, 2004

ルート設定と宿泊

CAY8AN6N.jpg

目的地が決まれば、航空券を入手しレンタカーの走行ルートを決めます。
ルート設定は地図を眺めつつ決めるのも楽しいですが、アメリカで地図の定番ランドマクナリーのサイトでは目的地等を入力していけば、そこを巡るルートを細かく設定してくれます。

冒頭の画像はそれで組んだ今回のルートです。
地図左下のロスを18日(今日!)に出発しバーストゥーまで行き左回りにぐる~っとまわってラスベガスによりつつ26日にロスに戻ってくる予定です。
全工程で1700マイル、荒野をどこまでも真っ直ぐ伸びる道や峠道あと有名なR66も走るつもりで、実際は3000kmを超えると思います。

宿泊は全て予約なしでモーテルに泊まります。
勿論予約も出来ますが、そうするとその日はそのモーテルの町まで行かねばならなく、行動が制限されてしまうのでオススメ出来ません。
予定した工程以上に走行出来たり、逆に途中で魅力的な所があって距離が伸びなかったり、大抵予定通りには行きませんし。
それに、アメリカではどんな小さな町にも数軒のモーテルがあり、予約などせずに気軽に泊まる事が出来ます。
今まで10日程モーテルに泊まりましたが、満室だった事はないですね。
質にこだわらなければ、1泊30$前後で泊まれるのも魅力です。

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いよいよ本日出発です。
いろいろ情報仕入れてきますので、帰国後UPします。
それでは(^_^)/~

Posted by ryo at 09:36 AM | コメント (3)