October 31, 2004

アメリカのハイウェイ

アメリカの道路網はよく考えられたシステムに則って作られており、旅行ルートの計画を立てる時や実際ドライブしている時、初めての道でもとても分かりやすくなっています。
今回はその中でハイウェイについてまとめてみたいと思います。

まずハイウェイ(Highway)とは?
日本の感覚だとハイウェイ=高速道路と思いますよね。でもアメリカではインターステートはもちろん、国道や州道もハイウェイに含まれます。つまり、連邦政府や州、郡が管理する道をハイウェイと呼ぶのですね。だから、これらの道での事故や違反はハイウェイパトロールが処理し、それ以外の道では市のポリスが対応します。
ハイウェイには全てルートナンバーがついており、その番号が偶数だと東西、奇数だと南北に走っている事を表しています。また、道路上には進行方向の方角も併記されています。
例えば、『US-89 Nouth』とあったら、その道は南北に走る道で進行方向が北であると分かります。

ではアメリカで一般的なRand Mcnallyの地図を見てみましょう。

map.jpg

インターステートハイウェイ
まず最も目立つのが、青線に赤の縁取りの線。
これがインターステート(Interstate Highway)で、信号が無くインターチェンジでのみアクセス出来る道で、アメリカ道路網の基幹となります。日本で言う高速道路ですね。線上の青と赤のマークにある数字がルートナンバーで、『I-80』などと表記します。実際路上にも同じ看板が立っています。

そして2ケタのルートの内、一の位が0だと大陸横断のルートで南から10、20~90まであります。また、一の位が5だと南北に縦断し西海岸から5、15~95となっています。さらに、3ケタのルートで百の位が偶数の場合は、下2ケタのルートのバイパスとなるルートで、奇数の場合は他のハイウェイや都市とを連絡するルートになっています。
上の地図を見ると、『I-15』が南北に走りそれに平行に『I-215』がバイパスしています。また、『I-80』が東西に走ってますね。ちなみにこの『I-80』はサンフランシスコからニューヨークまで約4800km続いています。

インターステートの出口には、町の名前や交差する道の名前がつけられ、数字も併記されています。この数字はマイルポストの値を表しています。マイルポストとは、ハイウェイ沿いに立てられた距離標で、偶数ルートなら各州の西端、奇数ルートは南端を起点にした距離がマイルで表されています。

U.S.ハイウェイ
USway.jpg
インターステートの次に大きな道がU.S.ハイウェイ(U.S.Highway)で、『US-89』などと表記します。日本で言う国道のような道で、信号や交差点もあります。特に2ケタのルートは基幹国道となっているようです。

ステートハイウェイ
stateway.jpg
各州が管理する道で日本でなら県道といった所です。先日紹介した『UT-261』の様に州の略号と数字で表します。州の略号は、UTはユタ州、カリフォルニアならCAなどと決められています。上の地図の『UT-68』は偶数なのに南北に走ってますね(^_^;) ここまでになると、必ずしも数字のルールが守られていないようです。
今まで走った経験上、ステートハイウェイは物凄くへんぴな所を走る道があったりでとても楽しいです。

これらを覚えてアメリカの道路地図を見るととても分かりやすいですし、ドライブ時にもルートの把握がしやすくなります。

Posted by ryo at 09:17 PM | コメント (0)

October 29, 2004

9/20(月)-5 アーチーズ後半

『Balance Rock』を過ぎた交差点を右折し、多くのアーチが集まるThe Windows Sectionに向かいます。
そして、その道の終点にある駐車場にクルマを停めると、いよいよアーチが見えました!しかも右にも左にも!!
先ずは1番近い『North Window』へと歩いて向かいます。ここは駐車場から近く又アーチが集中しているせいか人が多いです。アーチの真下から上を見上げると、自分の上に大きな岩があるという非現実的な景色に興奮です。暫しこのアーチを楽しみ、次に直ぐ右隣の『South Window』を見た後、それらの向かい側にある『Turret Arch』に行きます。ここからは先程の『North Window』と『South Window』が一度に見る事が出来ます。
この景色、何かに見えません?

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(20/09/04 Spectacles.Arches)

真ん中に立つ三角の岩を鼻と見立て『The Spectacles』つまりメガネと呼ばれています。
どうです?見えるでしょ?

次は駐車場を通り越し『Double Arch』です。映画インディージョーンズでも使われた事があり、前述のより巨大で綺麗です。これはもう立派な作品と呼べる程の素敵さです。もちろん2つのアーチの間へ登って行く事が出来、そこは真上と2つのアーチを通して青空が見え、音は反響する不思議な空間でした。ここでもかっこよく見えるポイントでその姿を暫く堪能しました。

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(20/09/04 Double Arch.Arches)

…とここで時計を見ると15時を過ぎていたので一旦Moabに戻り、16時から借り出しのもう1台のレンタカーの受取り手続きを済ませ、すぐに園内に戻りました。が予想以上に手続きまで待たされたので、世界一長いアーチと言われる『Landscape Arch』などが集まる『Devils Garden』に行く時間が無く、日も傾き始めていたのでこの公園で一番の楽しみだった『Delicate Arch』に向かう事にしました。

『Delicate Arch』へは駐車場から片道2.4kmの長い上り坂の続くトレイルを歩かなければ間近に見る事は出来ません。ここを最後に行く事にしたのは夕日に照らされるアーチを見る為で、当然日没後に駐車場へ戻る事になるので、ライトを持って行きます。また万が一の事を考え、多めの水や食料もバックに入れておきます。
トレイルは、スイッチバックを越え大きな岩盤の上をひたすら登り、砂場もあったりで変化に富んだコースで、ジムで足腰を鍛えていた俺は軽く汗をかく程度で余裕でしたが、途中で抜かした日本の女の子3人組はトレイル半ばでぐったりしてました。早足で登っていくと、次第に岩の壁がトレイル右側の視界を遮るようになり、そこを抜けると突然『Delicate Arch』が姿を現します。

既に夕陽に照らされ赤みがかったアーチは、一目見て全身に鳥肌が立つ素晴しさです。そして何と言っても驚くのは、他のアーチと違って完全に自立している事。どうやって自然はこんなアーチを作ったのか不思議でならないですね。

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IMGP0795.jpg
(20/09/04 Delicate Arch.Arches)

ここでもアーチの真下にも行って見ましたが、その正にデリケートな姿のアーチと多くの人がこっちを見ている事で、真下に立つと意外な緊張感があります。暫し色々な角度からのアーチを眺めている内に、いよいよ赤みも濃くなって来たのでゆっくり座ってサンセットを楽しみました。いやー素晴しかったです。

そして日が落ちると周りの人がぞろぞろと帰り始めるので、俺も降りる事にしました。かなりのハイペースでトレイルを下りても、駐車場に着く頃には暗くなっていたので、トレイルに自身の無い方は必ずライトを持って行った方がいいと思います。

夕飯は、公園からの帰りの途中にあったデニーズで今旅初のステーキを食べ、モーテルに戻ってからは洗濯をして寝ました。
今日は本当に盛り沢山で楽しい1日でした。

《20/09/04 Kayenta-Moab 294.2mile》

Posted by ryo at 11:55 AM | コメント (0)

October 27, 2004

9/20(月)-4 アーチーズ前半

という訳で、必要な荷物をまとめてArchesN.Pに向かいます。

まずは公園入り口のゲートで入園料を払います。今旅はここも含め4ヶ所の国立公園に行く予定で、合計の入園料と年間パス(National Parks Pass)が$50と同額だったので年間パスを買いました。パス購入時にはIDが必要で、また、それ以降入園時にもIDの提示を求められたりなかったり…でも基本的には必要です。
ゲートでは地図と情報誌をもらえますので、必ず目を通しておきます。基本的にその地図さえあれば各ビューポイントの位置は把握出来ます。

ゲートを抜けたら先を急ぎたい所だが、すぐ右にある現在は仮設小屋のビジターセンターに行きます。センターでは、各ビューポイントの状況や天候などの情報が掲示されており、より詳しい情報やオススメのトレイルなどをレンジャーから教えてもらったりも出来ます。(俺の英語力では無理ですが…)ここで必ず確認しておきたいのが、日の出と日没の時間。ビューポイントでのサンセットを眺めたい場合には、日没時間とトレイルの所要時間から逆算すれば、いつトレイルを出発すればよいか分かりますからね。また、日の出時間は翌日の行動開始時間を決定する重要な判断基準になります。
必要な情報を収集し、いよいよビューポイントへ向かいます。

急勾配のスイッチバックを登ると、ぱーっと周りが開けてまもなく、1ヶ所目のポイント『Park Avenue』が左側にあります。ここは巨大で薄い岩が立ち並び、あたかも大きなビル群が建っている様に見えます。ニューヨークのビルの谷間の道の名前に由来しているらしく、納得のネーミングでした。

IMGP0729.jpg
(20/09/04 Park Avenue.Arches)

さらに次へ進みます。
『Park Avenue』の右を抜け左カーブを曲がると、正面には3人が寄り添って話をしている様に見える『Three Gossips』、右には『Courthouse Towers』などが見えてきます。
しかし残念なのは、これらの岩はどれも巨大でビューポイントからカメラを向けてもファインダーに到底収まりきらず、その迫力をうまく表現出来ません。もっと広角レンズのカメラが必要なんでしょうね。

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(20/09/04 Three Gossips.Arches)

さらに奥へとクルマを走らせると、公園のほぼ中央に立つ『Balance Rock』に到着します。ここは、次回紹介する『Delicate Arch』と並んで当公園で欠かせないポイントで、その名の通りでっかい岩がバランスをとって立っています。ここは、岩の下をぐるっと歩く事が出来、真下から見る岩は今すぐにでも落ちてきそうだと感じます。実際、この隣に小さいが同じ様な岩があったのが、1976年の嵐で落ちたらしいです。(画像中央の少し盛り上がっているのがその残骸です)
でも、それらを作り上げるも壊すも自然の力であり、人の手で現状を保つのではなく景観の変化を楽しめばいいだけですよね。

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(20/09/04 Balance Rock.Arches)

アーチ状の岩はまだ全く出てきませんが今日の所はここまでにします。
次回につづく

Posted by ryo at 11:30 PM | コメント (0)

October 25, 2004

アーチーズ国立公園

これから訪れるArches National Parkについて基本情報をまとめてみます。


IMGP0904.jpg

ArchesN.P

【住所】 907,Moab,UT,84532
【入園料】10$/車又は5$/人
【面積】294k㎡
【ビジターセンター】ゲート入ってすぐ右側。現在は建設中で仮設。8:00~16:30(春-秋は延長あり)
【宿泊】園内にロッジなどはなく、Moabのモーテルが近くて便利。但しレートは全体的に高めだと思った。
【施設】園内に売店はなし。ガソリンや食事はMoabで入手。
【アプローチ】MoabからUS191を北へ5mile先の右側1ヶ所のみ。Moabからは本当にすぐ近くです、ゲートまでは…

《Map》

ArchesN.PはUtah州南部に位置し、その名の通り穴が開きアーチ状になった岩が多数見られる公園。これらのアーチは、大昔に堆積した土砂や塩の層の内、柔らかい層が雨や霜、風などの影響で崩れ、その上にある硬い層だけが残る事で出来るらしいです。それ以外にも今にも崩れ落ちそうな変わった形の巨石などを見る事が出来ます。

園内に循環バスなどは走っていないので、自分のクルマで各ビューポイントを廻る必要があります。上に書いた通りMoabからゲートまではものの数分で到着ですが、そこから主なポイントまでは急勾配なスイッチバックを経て数十分走行した所にあり、各ポイントを廻るだけでも意外と時間が掛かります。ただ、園内の道はどこを走っても景色は素晴しく楽しめます。
ここ数年入園者数が増えているが、各ポイントの駐車場はどこも小さいので、満車な事が多いらしいです。実際殆どのポイントの駐車場が満車で、数分待つ必要がありました。

園内では、
駐車する→トレイルを歩く→アーチを見る→クルマに戻る→次のポイントの駐車場へ移動
を繰り返します。
駐車場からもアーチが見えたりしますが、そこからトレイルを歩いた方がその迫力が伝わります。各トレイルは、短い所は500m長い所は7km弱あります。長距離の場合は、日差しは強く日陰が少なかったりしますので、必ず水を持って行った方がいいです。また、サンセットを見る場合は懐中電灯も持って行きましょう。当たり前ですが、日が沈むとあっという間に真っ暗になります。

ではでは、次回写真付きで紹介します♪

Posted by ryo at 11:02 PM | コメント (0)

October 23, 2004

9/20(月)-3 モアブまで

20日は今旅一の盛り沢山な日、まだ続きます。

崖を登ると先程までの荒野から、すっかり高原のような景色になったUT261をドライブ。この道を走るクルマは少ないらしく対向車が全く来ません。まぁあんな断崖に続いている道ですからね。結局20mile程一台ともすれ違わないまま終点に到達し、そこからはUT95を右折し東へ向かいます。
このUT95はダイナミックなアップダウンが続きドライブしてなかなか楽しい道です。地形の違いがあるのかも知れませんがやたらトンネルや橋を作る日本と違い、アメリカの道は自然の地形をそのまま生かしてその上に道をどーんっと引いてあるので、アップダウンが激しいです。直前まで行かないと先が見通せない下りがあったかと思うと、次は壁のように立ちはだかる登り坂。でも、4.6LV8のグランドマーカスは余裕で登ってくれます。こんな道を、日本で待っているカマロ君で走りたい…
しかし残念なのはそのダイナミックな道の様子が写真で表現出来ない事。ウデの問題かもしれないですが。

IMGP0709.jpg
(20/09/04 UT95)

その後US191に突き当たり、ナビの指示通り北に向かいます。さすが先程までの州道と違って国道は交通量は多いですね。
それにしてもココに限らずアメリカの田舎道を走っているクルマはピックアップトラックの多い事。色々な荷物を積んでいるピックアップやトレーラーを引いているピックアップ、最新のラムから70年頃のC-10まで、さすが全米で一番売れているクルマがピックアップであるだけの事はありますね。ピックアップ1台欲しいです(^o^)
暫く走ると、ず~~っと真っ直ぐの道がありました♪下の写真では先が見えないですが、さらに真っ直ぐ続いています。

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(20/09/04 US191)

このUS191を75mile一気に走りMoabに到着。
天気は快晴になりました♪

IMGP0728.jpg
(20/09/04 US191.Moab)


ここMoabは、ArchesN.PやCanyonlandsN.Pの2ヶ所の国立公園のゲートシティとして栄えておりモーテルもたくさんあります。メインストリートは、オッサン達が自慢のジープやハイリフトのピックアップなどオフロード車で走りまわり、道沿いにハマーやATVのレンタルショップやラフティングツアーの募集をしているショップが並んでいて、何か浮かれた気分が漂う町です。この感じ、人の数や規模は違えどLas Vegasに似ていると思いました。LVがカジノやショーなどの人工的な遊びの町なら、Moabは自然の遊びの町。かなり気に入りました。

町に入ってまずはピザハットで昼食を取り、メインストリートを1往復しながらモーテル探し。
俺はここMoabでオフロード走行用にThriftyでレンタカーの予約しており、そのオフィスになるべく近いモーテルが便利で良いと思ったので、先ずはThriftyのオフィスを探す事にしました。するとオフィスは1軒のモーテル内にあったので、今晩の宿は高いがそのモーテルに決定。

荷物を部屋に移し必要な物だけカバンにつめ、次の行動開始!
いよいよ1つ目の国立公園 ArchesN.Pに向かいます。

Posted by ryo at 06:06 PM | コメント (0)

October 21, 2004

ブログコンテスト はじめました

ヘナチョコ文章しか書けない俺が暴挙に出ました。

海外旅行と現地情報をテーマにしたブログを対象にした「アルキカタ・ブログ・コンテスト 2004」なるものにエントリーしてしまいました。
理由ですかい?もちろん広く皆さんにアメリカの国立公園の素晴らしさやレンタカーでのドライブの楽しさを知って頂きたいからです。(  ̄ー ̄)
何やら、エントリーしているブログの中で人気投票を行い、上位者には航空券を進呈となるらしいです。
でも、決して航空券狙いではありません!、とは言い切れないです、はい。

もし気に入っていただけましたら、ページ上の方にある『ABC 2004 投票』を押し一票いただけましたらうれしいです。
なお、重複投票を防ぐ為投票は、
1.メールアドレスを入力
2.本人確認のメールが届く
3.そこにあるURLをクリック
と進めていただきます。
ちょっと手間ですが何卒よろしくお願いします。

また掲示板も設置となりましたので、お気軽に書込み下さい。

Posted by ryo at 12:54 PM | コメント (2)

October 18, 2004

9/20(月)-2 UT261

GoosenecksS.Pの興奮もさめやらぬまま、ナビの目的地をMoabに設定しUT261を北の方角へ走ります。すると先には断崖が見えてきました。しかも左右一杯に立ちはだかっています。

IMGP0681.jpg
(20/09/04 UT261)

…数分後
もう断崖は間近です、この道はトンネルに続く?

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あ!看板がありました。

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『1mile先 10%の勾配で、時速5mileで、スイッチバックが続き、狭い悪路』…らしいです。
どうやらこの断崖を登るみたいです。

…って本当は知っててあえてこの道を選んだのですが、実際行くとびっくり!
もう少し小さな崖を想像していたので、まさかあれじゃないだろうと直前まで本当に思ってました。こんな崖に道を作る気が知れないですね。
かなりの緊張感を持ち実際坂道に差し掛かると、路面はしっかり固められているので普通車でも走れ、心配だった前日までの雨の影響は殆ど無く一部小さな水溜りがある位でした。道の広さも所々狭いですが概ね十分な広さがあります。考えてみればこっちと日本の道の大きさの基準が違うんですよね。確かにアメリカにしては狭い道かもしれないですね。但し路肩を仕切っているガードレール等はなく、簡単に盛土してあるだけなのでそれなりのスリルは味わえます。

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そして、その景色は素晴しいです。暫く登ると先程いた所が遥か下に見えます。

IMGP0694.jpg

崖を登り切ると舗装路に戻り、周囲はそれまでの荒野から一変し低い樹木が茂る緑地へ変わっており、少し雨も降っています。また気温も明らかに低くなり、明らかに環境が変わっています。

MVやGoosenecksS.Pから北へ向かう時は、遠回りでもこの道を走る事をオススメします。
が、このUT261の今現在の俺の印象は意外と薄いのです。なぜか?翌日にはこれを超える迫力の道を見てしまったから…
その事は後日紹介します。すんごいですよぉ~

Posted by ryo at 11:35 PM | コメント (0)

October 16, 2004

9/20(月)-1 グースネック

入国3日目

朝7時起床。
今朝はここKayentaからMVを通り過ぎた所にある絶景スポットで写真を撮りたいので、朝日が出るこの時間まで旅行中にしてはゆっくり寝れました。
気になる天候は…雨は降っていないが相変わらず空は低い雲に覆われてます(-_-メ)しかし行く方向は一部晴れ間も見えているので、朝食をモーテルのコンチネンタルブレックファースト※で済ませ、期待を持ちつつ出発。

目指すスポットは、昨日MVに向かう時に走ったUS163上のどこか。おおよその場所しか知らず、しかも進行方向とは逆を望む形になるハズです。先ずは昨日入ったMVの入口を通過しユタ州に入る。後はミラーで景色を確認しながらのドライブです。
途中、ここか?と思う所があるが車を停めて望むもどうもしっくり来なくもっと先な気がする。そんな事を数回繰り返して遂に見つけました。
それがこれ。

IMGP0653.jpg
(20/09/04 US163)

どーです?かっこいいでしょ!(^_^)
昔マルボロのCMで使ったらしいので見覚えのある方もいると思います。MVのビュートが日影なのが残念ですが、素晴らしい景色です。
しばし堪能し次の目的地に向かいました。

今日はMoabに宿泊予定でこのままUS163からUS191へと行った方が早いのですが、Goosenecks州立公園に寄る為途中でUT261へ左折しその先でさらにUT316へ左折します。UT316を数十分走ると終点になり、そこがGoosenecksS.Pです。ここは入園料が不要でビューポイントが一箇所あるだけの小さな公園ですが、その眺めは迫力満点です。何が見えるのかと言うと、目の前で川が蛇行しているのです。

GoosenecksS.P image
↑をクリック

あまり写りが良くないのですが、左から右に川が流れていてその間に何と3回もUターンしているのです。ナゼこんな流れになるか不思議ですよね。
正直ここはあまり期待はしていなかったのですが、一目で気に入りました。その景色は大迫力だし、訪れる人が少ない為静かに川の流れる音を聞きながらゆっくり楽しむ事が出来ます。この時も俺以外もう1組で、お互い少し離れて無言で眺めてました。ここは必須の立ち寄りポイントですね。

その後、UT316をUT261へ戻り北へ向かいます。


※コンチネンタルブレックファーストは、モーテルが用意する簡単な朝食の事で大抵のモーテルでサービスしています。もちろん無料で パンとフルーツとシリアル、それと飲み物がカウンターの近くに置いてあって、好きなだけ取って行っていいのです。俺の場合、朝の出発が早くサービス時間外な事が多くあまり利用していないです。

Posted by ryo at 09:55 PM | コメント (5)

October 14, 2004

iPod

今回はちょっと脱線して、HDDプレーヤーを物色中の方にお届けします(^.^)
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アメリカ旅行の楽しみの1つに、だだっ広い荒野に伸びるま~っすぐな道をお気にの音楽を聴きながらドライブする事があります。その為に必ずCDを持って行くのですが、往復する荷物は出来るだけ少なくしたいので慎重に選んだ数枚のCDしか持てず、現地でドライブしていると『あの曲聴きたかったなぁ』と持って来なかったCDが欲しくなってしまったりします。またLA周辺には驚くほど沢山のFM局があり、それらを選局して聴いているだけで楽しいのですが、LAを離れて行くと次第に聴ける局が少なくなり全く電波が届かない場所もあったりします。

それと去年はとてもがっかりした事があったのです。
その時はLAのアラモでビュイックのセンチュリーというオッサン車を借り、YosemiteN.Pに向けてドライブしていました。出発日と翌日昼頃まではFMを聴いていましたが、次第に入る局も少なくなって来たので持って来たCDを聴こうと思い、走行しながらCDを取り出しCDプレーヤーに…っとココでやっと気がつきました。
CDプレーヤーがない…(ーー;)
今時ラジオとカセットってのは如何なモノでしょう?結局そのセンチュリーは途中でオイルの警告灯がついたので、他のCDプレーヤーつきのクルマに乗り換える事が出来ましたが、景色のいい道は走り終わった後でとても残念に思っていました。

今回もその心配がなくはないし、やっぱり沢山の音楽を持って行きたかったのです。色々調べていたらiPodがこれら全てを解決してくれそうだし、手持ちのMDプレーヤーが不調になった事もあって購入しました。
俺が買ったのは現在売られている第4世代の20GBのモデルですが、MP3の音楽ファイルで約5000曲を持ち運べ、もちろんヘッドフォンで聴く事が出来るので飛行機の中でもOK。それとアクセサリーにiTripというiPod専用のFMトランスミッターがあり、音質は確かに劣化しますがFMラジオさえあれば聞く事が出来、センチュリーでも安心(^_^;)
電源はシガーソケットからも供給可能で充電も出来ます。

結局iPodを導入した事により、今回の旅行の音楽環境が大充実しました。持っているCDは言うに及ばす大量の音楽を持って行く事が出来、好きな時に聴きたい曲を聴く事が可能になりました。
一つ欠点は、iTripの電波が弱いらしく他のFM局やノイズに影響されてしまう事。ただこの欠点も、現地で買った充電器兼トランスミッターが解決してくれました。
それがコレ↓

ipod1229.JPG

それともう一つiPod導入の利点が、デジカメの画像データが↓の装置を使う事でiPodに簡単に転送出来、大容量のメモリーカードが不要になります。今回は64MBのカードだけで、760枚の画像を持ち帰れたのもiPodのお陰です。

iPod01.JPG

さらにもう一つの利点。
USB2.0のあるPCとなら設定なしで外付けHDDになるし、iPod内蔵バッテリーの充電も出来ます。実はPCを持っていない俺は、iPodにデータを入れておく事で色々な所のPCで作業する事が出来ます。
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どうです欲しくなりました?
あ!決してMacの回し者ではありませんので。

Posted by ryo at 08:10 PM | コメント (0)

October 07, 2004

9/19(日)-2 モニュメントバレー

外は相変わらず雨が降っているがまだ明るい。
このまま部屋に居ても仕方ないし明日も雨の予報なので、ダメ元で今旅1つ目の目的地Monument Valley(MV)に行ってみる事にしました。
MVは、赤茶けた荒野に巨大な岩(ビュート:残丘)がそそり立っている地域で、その名前は知らなくても風景は見た事ある人多いと思います。ここはネイティブの居留地内なので正確には国立公園ではありません。昔TVで放送していたエアーウルフの基地、って言えば分かる人います?

モーテルのあるKayentaからUS163を北に数十分走ると、雲に上部が隠れた岩山が見えてきて俺のテンションは上がり気味。途中案内板通り右折し暫く走るとMVのゲートに到着。入園料5$を払い、先ずはビジターセンターに向かいました。
ここからの景色は絶景なハズだが低い雲に覆われて何も見えない…
暫く併設の店やら展示物を見て再度外に出てみると少しづつ天候は回復方向に。

当初の予定では、バレー内の未舗装路を自分のクルマでまわりつつ見学するつもりでいましたが、雨で道の状況は最悪。明日に出直すかしばらく悩み、結局Navahoの人が運転するクルマに同乗するバレードライブに参加してみる事にしました。(35$とかなり高め)
クルマはおんぼろなダッジのピックアップで、そのベットに簡単なイスと屋根がありそこに座って約1時間各ポイントを廻ります。さすがにこの天気で乗る人は少ないらしく、16人座れる所に俺とフランス人3人組だけ。道はずーっと泥んこで途中道を川が横断していたりで、自分のクルマで来なくて良かったです。それにしても揺れる揺れる。フランス人はそれが楽しくなってきたらしく、3人で大爆笑。俺もつられて笑ってました。

まず最初のポイントはジョンフォードポイント。映画監督ジョンフォードが好んで映画撮影に使った場所らしいが、その絶景は雲で全く見えない…
仕方なく最後にもう一度寄る事にして次へ移動開始。

MV01.jpg
(19/09/04 MV)

暫く走ると今まで低い雲に覆わて真っ白白だったのが少しづつ天候は回復していき、次第に巨大なビュートが姿を現し始めました。その大きさたるや、とてもカメラでは押さえ切れないです。
そして天気はさっきまでがウソみたいに青空に(^_^)v
その後色々な形のビュートや穴がぽっかり空いた岩を見て廻りました。帰りには再度ジョンフォードポイントに寄ってもらい、日が傾き始めていて写真はうまく撮れなかったが、その景色はスバラシカッタです。

MV02.jpg
(19/09/04 MV)

そして、そこからビジターセンターの帰りは、夕日に染まるビュートを見る事が出来、本当に感動でした。青空のMVもいいが、夕方が断然オススメです。

MV03.jpg
MV04.jpg
(19/09/04 MV)

結果的にバレードライプに参加したのは大正解でした。聞く所によると、晴れの日のバレードライブは埃がひどいらしく、天候もコレで良かったのかも知れないです。
ビジターセンターに戻ると辺りも真っ暗になって来たので、モーテルに戻る事にしました。夕食はBager Kingで楽しみだったステーキバーグを食べるが、ワッパーの方が美味かったです。

《19/09/04 Needles-Kayenta 440.3mile》

Posted by ryo at 05:18 PM | コメント (1)

October 05, 2004

9/19(日)-1 ルート66

入国2日目

っとその前に…
夜中に外がとてもうるさく起きちゃいました。
や~な予感を持ちつつ外を覗くと…雨 ってか嵐じゃん(-_-;)
観光どころか移動出来るのかも怪しげな程。。。
まぁ今考えても仕方ないので、睡眠継続。

で朝、5:00に起床。
早速外を覗いてみると、まだ暗いですが雨はやんでいて一安心。
自分のクルマの隣にはキャデのドゥビルが停まっていたが、やっぱグランドマーカスでかいですね。

IMGP0451.jpg

モーテルをチェックアウト後、辺りに朝食の取れそうな店は開いてなく、隣のガソリンスタンド併設のコンビニで食料調達しました。ナビに目的地をKayentaと入力し昨日に続きI40を東に走り初めて程なく、カリフォルニアとアリゾナとの州境にさしかかり、アリゾナへ突入。今日はアリゾナ州を東へほぼ横断です。
そして約1時間で途中の町Kingmanに到着。I40を下り給油し、SUBWAYでサンドイッチを購入。『パンの種類は?』『ソースは何にする?』とか色々聞かれ大変^_^; SUBWAYは英会話上級編ですね。

ここからは時間はかかりますが、I40と平行に走る道Route66を走行します。
この道ご存知の方もいるとは思いますが、インターステーツが出来る以前はシカゴとLAを東西に結ぶ大動脈で、マザーロードと呼ばれています。その後、より早く安全に走行できるインターステーツが開通した事で、R66は各地で分断されロクにメンテナンスもされなかったが、ここ数年は観光資源として見直され始めた事で各地で再整備されているらしいです。
ここKingmanからSelingmanまでのR66(約100mile)は以前も走った事がありますが、とても景色が良くかつての雰囲気を感じさせてくれる小さな町並みが点在しており、また道も整備されています。時間がかかっても走る価値があると思います。

r66.jpg
(19/09/04 R66)

心配だった天気は、雲は多いが何とか持ちこたえてくれ写真を撮りつつI40との合流点Selingmanに到着し、ここからは再びI40に乗りFlagstaffを目指します。が途中で雨が降り始め途中で豪雨に変わりました。激しい雨の中走行しFlagstaffからはUS89→US190と乗り継ぎ、本日の宿泊予定地Kayentaへ向かいます。途中からはアメリカ国内にあるネイティブの国Navaho居留地に入りますが、これといって特に変わった所もなく走行。

15:30頃Kayentaに到着、雨は少し小降りになってました。早速モーテルを探すもHoliday Inか昨日も泊まったBest Westernしか見つからず、両方お高め(-_-;) 安上がりに済ましたかったが仕方なくBest Westenにしました。(Holiday Inはもっと高い) チェックインを済ませ部屋に向かおうとしたら、カウンターのおばちゃんが『今は○時ヨ』と言っており、なぜ時間を?と最初は理解できなかったのですが、日本で見たガイドブックを思い出し納得。ここNavaho居留地や隣のユタ州はサマータイムを採用しており、今までいた所より1時間時計を進める必要があったんですね。
って事で今は16:30。

これから何しましょ?

Posted by ryo at 11:20 AM | コメント (3)

October 04, 2004

9/18(土)-2 I40をニードゥルスへ

I15とI40の分岐点Barstowに入ると、先ずはお気に入りのIn-n-outでハンバーバーを食べました。このIn-n-outは、西海岸の3州にあるファーストフードで他店と比較にならないくらいとーってもウマイのでいつも楽しみにしています。もし行く機会があったらぜひ食べてみて下さいね。今回も大変おいしゅうございました。

ここで食事をしながら先のルートの地図を眺めていたら、夕方5時前でもまだ日は高い所にあるし、今までの移動の疲れもあまり感じていなかったので、本日の宿泊地をここBarstowではなく140mile離れたNeedlesにする事にしました。この辺が自由な旅のメリットですね。

クルマに戻ると早速ナビに目的地Needlesを入力。といっても、道はI40の一本道でナビなんて必要ないんですけどね。
今まで走っていたI15比べNeedlesへ向かうI40はぐっと交通量が減り、自分のペースでゆったり走れるようになります。また道の隣には線路がありディーゼル気動車が貨物を引いて走ってますがコレもダイナミックです。コンテナを2段積みした貨車を信じられない位たくさんつなげて走っています。初めて見た3年前はビックリして、思わずクルマを停め何両あるのか数えてみました。『1,2、3…30、31…75,76…99、100!、101…』結果115両(@_@)
これだけよく繋げるものです。この貨車とトラック輸送が安いアメリカ国内の輸送コストに繋がっているんでしょうね。

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(18/09/04 I40)

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(18/09/04 I40)

しかしNeedlesは遠かったです。。。
走れども走れども町は全く見えず、日はだんだん傾いて辺りが真っ暗になった頃やっとNeedlesに到着しました。流石に入国当日に270mileの走行はきついですね。でもこの日頑張って距離を伸ばした事で、その後の工程に余裕が生まれました。
兎に角直ぐに休みたかったので町に入って一番最初にあったBest Westernというモーテルを今晩の宿としました。Best Westernは全米チェーンのモーテルでは高めですが、今まで泊まった事も無かったのでヨシとしました。やっぱ高いだけあり部屋は綺麗でしたが、俺には勿体無いですね。『もう使う事はないなぁ』なんて思ってたら、翌日もBest Westernだったんですけどね(^_^;)

旅行中は明るい時間をフルに活用したいのでいつも早起きしており、明日も5時起きなので風呂に入ってとっとと寝る事にしました。
一つ心配は明日走る方向が厚い雲に覆われ雷が光っている事…

《18/09/04 LAX-Needles 275.7mile》

Posted by ryo at 04:15 PM | コメント (0)

October 03, 2004

9/18(土)-1 入国

アメリカ到着初日。
12:50にLAXに到着後、いち早く入国審査へ向かいとっとと入国手続き終了。レンタカーもスムーズなチェックアウトが出来、14時過ぎには走りだしてました。全てが順調でしたね。

今日と明日は完全な移動日。
2日間でアリゾナ州の東端Kayentaまで約650mile(1040km!)走ります。
ナビにはLAとラスベガスの中間地Barstowを目的地と入力し、ナビの指示に従って走行。空港近くからインターステート105号(I105)に乗り、I605→I210→I15と時速75mileで乗り継いで行きます。LAは本当にホンダやトヨタなど日本車が多く、その中で走るグランドマーカスはすごくでかく感じました。

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(09/04 I210)

それにしてもアメリカの道は本当に走り易いですね。途中8車線あったりで初めての時は驚きましたが、表示板他案内がとてもわかり易いし、左右関係なく追い越しをかけますがウインカーを出せば大抵譲ってくれます。よっぽど日本で走る方がイライラします。また、ナビが驚くほど正確で、インターまでの距離や到達時間が寸分の違いも無く表示されていました。コレいいです。

I210からI15に乗り継ぐと次第に長い上り坂になります。この坂はかなりの勾配でトレーラーなどは一番右の車線をゆっくりと上っていきます。そしてV8はやっぱり余裕の走りをしてくれ、選んだ甲斐がありました。この坂を上って下るとモハビ砂漠地帯に入って行き、いよいよ見渡す限り荒野の中の真っ直ぐな道に変化していきます。
ここでクルーズコントロールをオンにし、アクセル操作はクルマに任せる事にしました。当然メーターを見ながらアクセルの調整をする必要がなくなり、疲労度が全然違ってきます。しかもこのクルマのクルコンはとっても優秀で、カマロのと違ってスムーズなアクセル操作でした。さすが新しいクルマは違いますね。

荒野を走る事約2時間、1日目の宿泊予定地Barstowが近づいてきました。

Posted by ryo at 09:59 AM | コメント (0)

October 02, 2004

レンタカ-

エアチケットが決まれば、レンタカーを予約します。英会話は自信が無いのでネットで。。。
クルマは色々迷いましたがV8狙いで探しました。

アメリカのレンタカーといえば、以下の会社が代表的です。

ハーツ…フォード系 クルマは新車だがチト高い。日本語
エイビス…GM系 カマロのオープンあり。日本語
アラモ…GM系 結構安い。日本語
バジェット…フォード系 ピックアップのレンジャーが気になる。日本語
ダラー…クライスラー系 300乗ってみたい。日本語
ナショナル…GM系 カマロオープンあり。
スリフティ…スライスラー系 ラムピックアップ乗りたい。

この内ハーツが1番高いがクルマは新車、ナショナルやスリフティは二流?って所ですかね。

今回到着日から帰国日まで9日間借りるクルマはハーツで予約しました。
他社で安上がりにする魅了もあったのですが、到着日の借り出しを短時間で済ませたかったのです。というのも、去年アラモで借りた時はオフィスのカウンターは長蛇の列で1時間以上待ったのですが、ハーツではクラブ#1ゴールドなる会員制度があり、この会員で予約をすると当日カウンターに寄る必要が無く、空港からオフィスへ向かうバスの運転手に名前を伝え、オフィスでは掲示板に自分の名前の出ているスペースに停まっているクルマに乗って出口のゲートに行けばいいだけなのです。当然会員になるのは通常有料なのですが、持っているクレジットカードの特典で無料で会員になれたのです。(フリーで会員になっても会費を請求されないというウワサもありますが…)
実際コレを利用したのは正解でした。ものの数分で自分のクルマに乗る事が出来ましたから。

IMG18.jpg


それと、ユナイテッド航空で上級クラスへの無料アップグレードと10%オフというキャンペーンがあったので利用してみました。これでフルサイズで予約すれば、上級のプレミアムでクラウンビクトリアになりV8に乗れるのです。
ただし、この上級へのアップグレードは必ずという訳ではないので、現地に行くまで安心出来なかったのですが、そこに停まっていたのはマーキュリーのグランドマーカス!狙いのクラウンビクトリアのバッヂ違いで、皮シートのより上級なクルマ。当然V8(^_^)v
しかも何と通常9$/日かかるナビまで無料でついていて、今回の選択は大正解でした。
それにさすがゴールド会員だけあり、荷物を積むためトランクは開いてるし、エンジンはかかっていてエアコンもばっちりと、とても快適でまた利用したいと思いました。
ナビも1人地図を見ながら運転する必要が無くなり、とても有効活用出来ました。

IMGP0419.jpg

クルマに乗ったら各スイッチ類の確認をし、ナビに目的地を入力し出発です。
借り出し時の走行距離は18051mile。どこまで伸びるでしょうか?

Posted by ryo at 08:46 PM | コメント (2)

October 01, 2004

エアチケット

SQ.jpg


今回は航空券についてお話します。

俺は関東在住なので成田発でロスとの往復の航空券を探します。
このNRT-LAX間の路線は、JALやANAの日系、ユナイテッド(UA)やノースウェストやアメリカンの米系、大韓やシンガポール(SQ)のアジア系、あとブラジルのヴァリクが定期便で飛んでいて、各社競争の激しい路線だそうで、運賃も比較的安く入手できます。
一般的に日系→米系→アジア系の順で運賃が安くなっており、時期さえ選べば大韓で往復4万円台だったりします。

その中で俺のお気にはSQ。安くて機材は最新で、エコノミーでも各シートにエンターテイメントシステムが装備されており、なんと60タイトルの映画を好きな時に選んで見たり、ゲームをしたりする事ができ飛行中退屈しません。(スチュワーデスが綺麗だったりもします。)
それに俺の場合UAのマイルを貯めており、SQもスターアライアンスメンバーなのでマイルを移行出来てマイルの有効活用が出来ます。
このマイルの貯蓄については別途お話します。

今回も、各航空会社から直接買う正規割引券と、各旅行代理店で格安航空券の金額を各サイトでチェックした所、やはり格安航空券で米系>SQ>大韓の順で安かったので、SQの格安券狙いで行きました。去年も同路線で同時期にSQを利用したのですが、SARSの影響もあった為激安だったのが、今年は各社ちょっと高めでした。が早めに探し始めた為か、一応今年では安目な金額で入手出来、もちろんマイルはUAに貯めました。

エアチケさえ入手すれば後はレンタカーの予約。次回はレンタカーについてお話します。

Posted by ryo at 12:23 AM | コメント (0)