ECU エラーコード診断

Posted on November 24th, 2009 by 管理人 KID


ECU自己診断

情報を提供するだけで、それを判断し実行するのはあなたの責任です。当サイトではこの情報に基づく作業によって発生した損害については一切責任は取りません。

ALDLの利用。

他のサイトなどでも紹介されていますが、GM OBD-Iはスキャナー無しでもエラーコードを見ることはできます。問い合わせも増えてきたので、少しまとめてご紹介。

ALDLコネクタのある位置。私の車では運転席のメータークラスター下、ちょうど右ひざのあたりにあります。

94年ごろまでのGM車両(キャデラックは除く)に装備されているはずです。

出典、GM純正 '90 Camaroサービスマニュアル。

1.Diag. モード (Diagnosis Mode;診断モード)

キーがOFFの状態でAとBを短絡(ゼムクリップが便利)、キーをON にする。ただしエンジンはかけない。

・ECM配下のリレーが全て(燃料ポンプリレーを除き)ONになりリレーの診断も行える。

・SESランプがCode12を示す。  

<Code12の表示

・何もエラーが記録されてなければ、SESランプは12->12->12->ちょっとお休み ->12->12->12->ちょっとお休み->を繰り返す。エラーがあれば、12を3回の次に該当のエラー番号を3回づ つ数字の小さいものから表示していく。例 12>12>12>33>33>33>45>45>45>12>12>12>33>......

・IACが全部伸びて、アイドルエアコントロールが閉じられる。

2.Field Serviceモード(現場で直すぜモード)

キーがOFFの状態でAとBを短絡(ゼムクリップが便利)、キーをON にする。さらにエンジンもかける。

・エンジンがオープンループモードで動いている時はSESが一秒間に2.5回点滅

・エンジンがクローズドループモードで動いている時はSESが一秒間に一回点滅。

>一秒間のうち点灯している時間の方が長いときはRich、短い時はLeanを表す。

3.Diag. Circuit Check(診断回路の診断)

ここまでのように無事診断できない場合、以下の手順で診断回路の点検をする。

(その前に、A,B短絡の接触不良とか確かめましょう。ALDLはどうも接触不良が多い)

1) キーON、エンジンOFFでSESは点きますか?

YES=>2)に進む。    NO=>A-1に進む。

2) Diag.モードでCode12が出ますか?

YES=>3)に進む。    NO=>A-2に進む。

3) その他のエラーコード出ますか?

YES=>数字の小さいエラーコードから順に闘って下さい。    NO=>調子が悪い時は、他のデータで調べましょう。

A-1

球切れか、配線不良、FUSE切れ、ECM不良とかですね。詳しくは省略。

A-2

Diag. Modeにしておく。

キーOFFでECMの配線を外し、もう一度キーONでSES点く?

YES=>CKT419がアースとショートしています。 NO=>次に進む

キーOFFでECMの配線をつなぎ、キーON エンジンOFF Diag. Modeは外す。

CKT451をアースしてSESが光る?

YES=>CKT451とECM間の配線チェック、もしそれがOKだったらECMとALDLのA端子間の配線チェック。

NO=>PROM不良の可能性アリ、他のPROMで試す。

*CKT451はALDLのB端子がつながってる配線。CKT419はSESライトのアース側の配線。

 












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